導入事例 株式会社ユーサイドシステム 様

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NetSupportManager ユーザー様の声

株式会社ユーサイドシステム 様

故郷への想いと高コスト構造への憂いが産んだソフトウェア開発自動化システム「Web ソフトウェア開発自動化システム「Web ロボ」とリモート開発を支える NetSupport Manager

導入事例02

ユーザー様ご紹介

株式会社ユーサイドシステム様は1982年の創業以来、福島県いわき市を拠点に、同県内の漁業協同組合や自治体、中小企業向けの各種システム開発を手掛けられてきたソフトウェア会社です。
現在は複雑なプログラミングを自動化によってシンプルにすることを目指す、画期的なソフトウェア開発環境「Web ロボ」を立ち上げ、その普及に注力しておられます。その「Web ロボ」によるアプリ開発にお使いいただくため、弊社の NetSupport Manager を選んでいただきました。

「プログラミングの自動化」って、どこまで本当に自動で可能なのでしょうか?
NetSupport Manager が必要とされた理由は何で、実際にどのように活用されているのでしょうか?
社長の佐久間邦雄様にお話を伺ってきました。
(2013年7月20日)

導入事例02

「Web ロボ」とはどのようなシステムでしょうか?

佐久間様主に経理・販売管理といった業務用のアプリケーションを、簡単な操作によって自動的に生成するシステムです。生成されたアプリはJavaベースですから、完成したプログラムはサーバー上に置かれ、クライアントのWebブラウザからアプレットとして実行することができます。
開発もクライアントPCからWebロボサーバーにログインし、遠隔操作を通じて行えますので、開発環境をクライアント側に用意する必要もありません。
あらかじめ定義された表題やテーブル、詳細項目、関数などの要素を組み合わせて、ソースプログラムの作成を可能な限りパターン化させることにより、プログラミング作業において大きなウェイトを占めるソースプログラム入力・作成の手間を省くのがWebロボのコンセプト、かつ開発目標です。

現在、平均して結果物の70~80%のコードは自動で生成でき、わずかな手直しだけで実務に耐えうるアプリを完成させられますが、簡単なプログラムであれば、100%近い自動化も可能です。
プログラミングのパターン化により、コード品質の均一化かつ安定化が図れ、メンテナンス性も向上します。
加えて、作業工数も事前にある程度明確化できるので、シンプルかつ透明性の高い、合理的で妥当性の高い見積りの算出が可能となります。これにより、納品プログラムの価格設定にまつわる事後のトラブルを、未然に防ぐこともできます。

Web ロボを開発された動機についてお聞かせください。

佐久間様私は20年以上にわたってソフトウェア開発に携わっていますが、この20年間にソフトウェアのみならず、日本の産業構造は大きく変わりました。とりわけソフトウェアにおいては、開発効率と生産性の面での問題が深刻で、それがコストに跳ね返った結果、人件費の安い海外への開発委託が増え、ひいては産業全体の空洞化へとつながっています。
当社は私の出身地でもある福島県いわき市で創業し、地元の自治体や漁協、中小企業向けの経理や販売管理システムを中心に手掛けてきましたが、雇用の問題、中でも若者や、兼業を望む主婦の求職難が年々深刻になっていくのを見てきました。さらに福島県においては、先の震災の影響も重なっています。
私がプログラミングの自動化ソリューションを構想したのは、ソフト開発のコスト構造の変化により、仕事がどんどん海外に流れていくのを見過ごせなかったからです。現状の開発作業において最も時間を占有するコーディングの手間を、パターン化・モジュール化によって可能な限り省くことができれば、作業工数と時間の短縮につながるので、プログラマーに求められるスキルの敷居を大幅に下げることができると考えたのです。
この構想を具体化させたのがWebロボです。Webロボの普及により、海外に流出していたオフショア開発の需要を国内に呼び戻し、若者や女性の雇用活性化につなげることができれば、と期待しております。
特に、Webロボでのプログラム開発はシンプルで、さらに遠隔操作によって行いますから、主婦の在宅勤務の促進にもつなげられるものと思います。兼業を希望しながらも子育てや家事に追われ、通勤する余裕すらない家庭の主婦が、在宅中の数時間の空き時間を使ってアプリ開発に従事することも可能になるわけですから。

現在、故郷のいわき市に対して、雇用促進の施策としてWebロボセンターの開設支援を働きかけているのですが、見込める支援を年間10億円として、1人雇うのに必要な費用が600万円(人件費300万+その他経費300万)とすれば、10億円÷600万で約160人程度の雇用が創出できると考えています。

開発にあたって苦労された点などはありますでしょうか?

佐久間様 Webロボはサーバー上で開発から実行まで行うシステムですので、開発を行うには、Webロボのサーバーにリモートアクセスできる環境が必須となります。安定した動作を保証するには、システム自体の安定性はもちろんですが、セキュリティの確保が非常に重要になります。
Webロボではシステムの安定化と成果物の保護を図るため、サーバー仮想化によって開発環境と実行環境を切り離していますが、運用面では外部からの不用意なアクセスによるシステムトラブルを防ぐための対策も重要です。かといって、一律に権限を厳しくすると使い勝手に制限が生じますし、お客様の作業内容に応じて必要な権限、不要な権限を切り分けられるのが理想的です。
例えば、作業者の業務内容によっては開発用サーバーからのファイルのダウンロードだけが可能ならばよく、アップロード権限は不要、という例がありますし、逆のケースも考えられます。クリップボードによるデータのコピーについてもしかりです。

Web ロボではサーバーに遠隔ログインしてアプリを開発するとのお話でしたが、具体的にはどのようにアクセスするのでしょうか?

佐久間様 遠隔操作ソフトを使って仮想デスクトップを開き、その上で開発作業を行います。
開発当初のWebロボのお客様には、Windowsに標準で付いてくる遠隔操作機能「リモートデスクトップ」をお使いいただいておりました。スピードや接続性は申し分ないのですが、ユーザーごとに権限を細かく切り分けるための設定が複雑かつ面倒ですし、お客様の側での設定操作も必要となり、お手を煩わせることになります。
そこで、お客様と管理者の立場、どちらにとっても扱いやすい遠隔操作ソフトはないものか、といくつかのサードパーティ製ソフトを試していたところ、NetSupport Managerにたどり着きました。実際に使ってみたところ、Webロボの遠隔操作における課題をほぼ解決することができたので、すぐに導入を決めました。

操作性とセキュリティを両立できるのが NetSupport Manager、というわけですね。

佐久間様 NetSupport Managerなら、ファイルやフォルダーへのアクセスはもちろん、たとえばファイル転送やクリップボードの利用を許可するかどうかを、ユーザーごとに細かく設定できるのが決め手でした。
しかも、権限に関する動作はすべてNetSupport Managerコントロール、つまり管理者サイドから可能ですので、お客様にお願いする設定も最小限で済みます。
あとはコスト面、特にゲートウェイ機能が無償である点が大きかったですね。他の遠隔操作ソフトの中には、いわゆるNAT越えが全くできないものがあります。可能なソフトでも、NAT越えに欠かせないゲートウェイのライセンス契約がサーバーやクライアントとは別個になっていて、しかも結構高価だったりします。
その点、NetSupport Managerならゲートウェイのライセンスが最初から含まれていますから、運用やお客様への導入の際のコストも下げることができます。

ありがとうございます。最後に今後の Web ロボの展開についてお聞かせください。

佐久間様 近くWebロボの期限付き無料試用サービスを開始する予定です。NetSupport Managerにも30日間の無料体験版があるので、試用のお客様にはNetSupport Managerの体験版をお使いいただくよう、ご案内差し上げるつもりです。
あと、近年爆発的に普及しているAndroidスマートフォンやタブレットへの対応を進めています。Androidアプリの実行基盤はJavaですから、Webロボを使ってデスクトップWebブラウザ用のJavaアプリだけでなく、Android用のアプリも開発していただけることを目指しています。

◆会社名: 株式会社ユーサイドシステム
(英語表記名: AEON DELIGHT CO., LTD.)
代表者: 代表取締役 佐久間 邦雄様
本社: 福島県いわき市鹿島町下矢田字宿畑12番地
HP: http://www.webrobo.jp/