自社アプリケーションへの組み込み事例

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NetSupport Manager 活用事例

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導入事例

自社アプリケーションへの
組み込み事例

コマンドライン実行、
スクリプト実行の組み込み

IT企業 導入事例

リモートコントロールツールの組み込み(コマンドライン実行、スクリプト実行)

NetSupport Managerは、リモートにあるNetSupportクライアントに接続して、そのデスクトップ画面をコマンドラインから呼び出すことができます。また、リモートにあるNetSupportクライアントに対して実行できるスクリプト言語とスケジューラを標準装備しています。


NetSupport Manager(NSM)の一般的な利用方法は、起動中のNSMコントローラ画面よりNSMクライアントに接続して操作することですが、NSMコントローラを起動せずにNSMクライアントに接続して、コマンドラインからの呼び出しやスクリプト実行のスケジュール化が可能で、かつ、NSMで手動実行できるほとんどの内容も、 NetSupport スクリプト機能で利用することができます。


下図の構成イメージ(2)は、自社アプリケーションにNSMを組み込み、バックエンドでコマンドラインから呼び出し実行を行い、あたかも自社アプリケーションの一機能として利用している場合です。


アプリに組み込む遠隔操作ツール(コマンドライン実行、スクリプト実行)

<図1:構成イメージ>

コマンドライン実行、スクリプト実行の活用事例

NetSupport Managerを販売する株式会社ワイドテックの開発製品である『TOGOS』システムは、複数台のネットワーク監視用NMS端末をバーチャル LANで結び、 NMS端末間のセキュリティを保ちながら 1カ所に集中したTOGOS端末より故障イベントの実時間監視・画面遠隔操作等を可能とするシステムです。


『TOGOS』システムのアプリケーションにはNSMが組み込まれており、『TOGOS』システムの機能メニューからネットワーク監視用NMS端末に接続して、そのデスクトップ画面をTOGOS端末より表示する機能があります。


対象のNWS端末の機能メニューから選択すると(図2)、NetSupportコマンドが実行され、対象のNWS端末のデスクトップ画面を表示する機能を実現しています。


<図2:TOGOS端末の画面イメージ>

TOGOS端末の画面イメージ

NetSupport Managerを直接手動操作することなく、リモートにある対象のNWS端末への接続が可能

コマンドラインから呼び出し

NetSupport コントロールプログラム『 PCICTLUI.EXE 』をコマンドラインから呼び出すことが可能です。リモートにあるNetSupportクライアントに接続し、デスクトップ画面を表示する場合は、下記内容にて実行ができます。


(サンプル例)
C:\”Program Files (x86)”\NetSupport\”NetSupport Manager”\PCICTLUI.EXE /C”>192.168.xx.xx:5405“/VS /E

(サンプル説明)

/C 指定IPアドレスでNetSupportクライアントに接続する
/VS シェアモードで接続し、NetSupportクライアントのビューウィンドウを開く
/E コントロールを起動せずにビューウィンドウを開き、ビューウィンドウを閉じると、リモートコントロールを終了する


スクリプト&スケジューラ

NetSupport Managerは、普段繰り返し実行するタスクを自動化できる強力なスクリプト言語とスケジューラを標準装備しています。手動で実行できるほとんどの内容は、NetSupport スクリプトで自動化が可能です。

スクリプト

NetSupport Managerスクリプトエディタを起動し、標準搭載の関数や変数や定数を利用することで、NetSupportスクリプトを作成することができます。

図2:メニューウィンドウ(左)とクライアント向け関数(右)

<図3:メニューウィンドウ(左)とクライアント向け関数(右)>


クライアントへの接続関数『Connnect』やコピー関数『Copy』などを選択すると、ポップアップでアシスト画面が表示され、必要な項目を入力するとスクリプトエディタへ関数数式が自動で反映されます。


Connect関数アシスト画面

<図4:Connect関数アシスト画面>



Copy関数アシスト画面

<図5:Copy関数アシスト画面>



スクリプトエディタの関数数式

<図6:スクリプトエディタの関数数式>

スケジューラ

NetSupport Managerエージェントを起動し、実行するスクリプトファイル名を指定したうえ、スケジュールの設定を行うことで、タスクの自動化が可能です。

スケジュールの設定

<図7:スケジュールの設定>



以上、NetSupport Managerのコマンドライン実行、スクリプト実行についてご紹介しました。

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