リモートコントロールソフトのメリットや機能
~ 拡張性・汎用性で選ぶなら「NetSupport Manager」がおすすめ ~
公開日:2021/08/04 更新日:2024/12/23
遠隔操作ソフト
リモートコントロールソフトは、遠隔地にあるパソコンを操作できるツールです。導入することで、自宅のパソコンから社内のサーバーへアクセスできるようになり、リモートワーク中でも効率的に業務を行えます。
この記事では、リモートコントロールソフトを導入するメリットや主な機能について解説します。あわせて、拡張性・汎用性の高いソフト「NetSupport Manager」についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. リモートコントロールソフトとは?
リモートコントロールソフトとは、遠隔地にあるパソコンを、ローカル(目の前にある)のパソコンから操作できるソフトです。インターネットを経由してサーバーにアクセスすることで、遠隔操作が可能となります。
リモートコントロールソフトがよく使われているシーンは、ヘルプデスクです。離れた場所のパソコンを操作できるため、自宅から社内のサーバーへアクセスしたり、トラブルを解決したりする際に役立ちます。
また、リモートワーク中に社外から社内デスクのパソコンにアクセスし、業務を行うことも可能です。
2. リモートコントロールソフト導入のメリット
リモートコントロールソフトを導入するメリットは、以下の4点です。
- テレワークで利用できる
- 常時クライアントコンピュータのモニタリングが可能
- セキュアなリモートワーク環境の構築
- 大量のファイル転送・配布が容易
大きなメリットは、社内業務を円滑に進めるサポートができることです。例えば、テレワークで利用できることで、感染症対策に役立ちます。また情報漏洩を防止し、企業のセキュリティを高めることにもつながります。
テレワークで利用できる
リモートコントロールソフトを活用すれば、家にいても社内環境へのアクセスが可能となり、家から会社の自席にあるパソコンを操作できるなど、テレワーク時の業務をスムーズに進められます。
リモートコントロールソフトを導入することで、在宅勤務の推進につながります。BCP(災害時等の事業継続)対策や感染症対策にも役立つでしょう。
常時クライアントコンピュータのモニタリングが可能
リモートコントロールソフトは、クライアントコンピュータのモニタリング(監視、観察)が可能です。クライアントコンピュータとは、接続先のデバイスを指します。
モニタリングが可能なため、ヘルプデスク業務で活用できます。パソコンに問題が発生しても、迅速に解決できることがメリットです。
セキュアなリモートワーク環境の構築
リモートコントロールソフトを使用することで、セキュアなテレワーク環境を構築可能です。パソコンを持ち出す場合、紛失して社内情報が漏洩するリスクがあります。機密データが外部に漏れれば、損害賠償責任が発生したり、社会からの信用が低下したりするリスクが発生するでしょう。
リモートコントロールソフトを使えば、テレワーク用のパソコンに入れる機密情報を少なくできます。そのため情報漏洩のリスクを抑えられます。
大量のファイル転送・配布が容易
リモートコントロールソフトに接続されているパソコン間で、大量のファイル転送・配布を簡単に行えます。
例えば、社内で一斉に新しいソフトを使用する際にはダウンロードしたファイルを、リモートコントロールソフトを通して、転送するだけで完結します。パソコン1つ1つに導入する手間を省けるので、業務の効率化に繋がります。
3. リモートコントロールソフトの主な機能
リモートコントロールソフトには、さまざまな機能が搭載されています。主な機能は以下の7点です。
- 複数のクライアントコンピュータのモニタリング
- ハードウェア・ソフトウェアのリアルタイム確認
- ファイル転送・配布
- 電源管理
- チャット・オーディオの送受信
- バーチャルホワイトボード
- アプリケーションの起動・操作
各機能がどのようなシーンで活用できるのか、詳しく解説します。
複数のクライアントコンピュータのモニタリング
リモートコントロールソフトには、同時に複数のクライアントコンピュータをモニタリングする機能が搭載されています。簡単に説明すると、1つのパソコンで複数台の端末を閲覧できるということです。
クライアントコンピュータの画面は、縮小されて表示されます。特定の画面を拡大して閲覧することも可能です。
複数台のモニタリング機能は、管理者が部下複数人の業務内容をチェックする際に活用できます。進捗状況などの確認が簡単に行えるので、業務の効率化が図れるでしょう。
ハードウェア・ソフトウェアのリアルタイム確認
リモートコントロールソフトは、接続したコンピュータにインストールしてあるハードウェア・ソフトウェアをリアルタイムで確認できます。そのため、ソフトウェアのインストール状況や有料ソフトのライセンス更新をしているかなどの管理が可能です。
管理者のパソコンなどから、各クライアントが業務に適した環境になっているか確認可能です。ダウンロードや更新が必要な場合はそのまま操作を行えるので、リモートワーク中でも問題なく作業可能です。
ファイル転送・配布
リモートコントロールソフトには、ファイルを転送・配布する機能があります。この機能は、サポート業務で役立ちます。
例えば、パソコンに問題が発生した場合、修正ファイルをその場で配布することが可能です。サポート先に出向く必要はないため、トラブルを素早く解決できます。
電源管理
リモートコントロールソフトには、遠隔で電源を入れられる機能が搭載されています。
自席から離れた場所にあるパソコンの電源オン・オフを、わざわざ操作しに行かなくてもコントロールできます。
チャット・オーディオの送受信
リモートコントロールソフトは、チャット・オーディオの送受信が可能です。
この機能を使えば、電話を使用せずにチャットでコミュニケーションが取れます。文字として残るため、ヘルプデスクの記録としても使用可能です。オーディオ通信を使用すれば、音声でも操作方法などを伝えられます。
バーチャルホワイトボード
リモートコントロールソフトには、バーチャルホワイトボードが搭載されています。これは書き込みができる機能です。基本的には、双方向での書き込みが可能です。
バーチャルホワイトボードは、文字では表しにくいものの伝達に便利です。例えば、図解などをメモしたものをそのまま伝えたい際に役立ちます。
アプリケーションの起動・操作
リモートコントロールソフトには、遠隔地にあるパソコンに入っているアプリケーションを起動・操作できる機能が搭載されています。
主な活用シーンはテレワークです。自宅からでも社内で使っているソフトを扱えるので、業務に取り組みやすいです。さらに、アプリケーションを遠隔操作でアップデートできるので、出社しなくても作業環境を整えることができます。
4. 拡張性・汎用性の高いリモートコントロールなら「NetSupport Manager」がおすすめ
リモートコントロールソフトと一言でまとめても、様々なソフトが展開されています。こちらでは、拡張性・汎用性の高いワイドテックの「NetSupport Manager」を紹介します。
NetSupport Managerは、タブレット・スマホからもリモートコントロールできるソフトです。次項からは、強みや特徴などを解説します。
NetSupport Managerとは
NetSupport Managerとは、世界各国で高い評価を獲得しているリモートコントロールソフトです。世界で約1,300万台の導入実績を誇ります。
NetSupport Managerの特徴は、高いセキュリティです。海外では、金融機関や軍事組織などでも使用されています。
「NetSupport Manager テレワークサーバー」が標準搭載で安心
NetSupport Managerには「NetSupport Manager テレワークサーバー(HTTPゲートウェイ)」が標準搭載されています。
ゲートウェイとは簡単に説明すると、安全で安定した接続を可能にするものです。接続先(クライアント)と接続元(コントローラー)の間に設置します。
ゲートウェイには、不正なアクセスや情報漏洩を防ぐ役割があります。複数のパソコンのリモートコントロールが可能になるというメリットもあります。
NetSupport Managerには、このゲートウェイである「NetSupport Manager テレワークサーバー」が含まれているため、別途ゲートウェイ用のソフトウェアを購入する必要がありません。リモートコントロールソフトが使える安全な環境を早急に導入できます。
タブレット・スマホでも手軽にリモートコントロールが可能
NetSupport Managerは、タブレットやスマホからでもリモートコントロールが可能です。例えば、iPadを使用して遠隔のパソコンを操作できます。
対応デバイスは以下の通りです。
- iOS
- Android
- Windows
- Mac OS
NetSupport Managerは、幅広い端末に対応していることが強みです。なお動作環境の詳細については、こちらのページをご覧ください。
FAサーバー/FA端末の起動・シャットダウン、遠隔操作が可能
NetSupport Managerは、大規模な工場のファクトリーオートメーション(FA)でも活用できます。500ライセンス以上を導入した製造業者様では、FAサーバー / FA端末の起動やシャットダウンに使用しています。
工場のファクトリーオートメーション(FA)で活用するメリットは、以下の通りです。
- 遠隔で操作ができるため、広大な敷地内を移動する時間の削減が可能
- トラブルがおこったときなどの対応速度が向上する
- 常時モニタリングできるため、管理の手間が省ける
NetSupport Managerは、大規模なライセンス運用にも対応しています。
◆製造業者 様の利用事例はこちら
ライセンスが低価格、かつ買い取り型(サブスクリプションでない)
NetSupport Managerのライセンスは買い切り型となっています。一度購入すれば、永続的な利用が可能です。
費用は、月額や年額で発生しません。導入する際に、コスト計算がしやすいというメリットがあります。
年間サポート契約で、無償バージョンアップや充実したサポートを提供
NetSupport Managerでは、年間サポートをご用意しています。ご契約いただくと、トラブルが起こったときでも安心です。電話(平日09:30~17:30)やメール、FAXなどでサポートサービスを提供しています。
また、年間サポートをご契約いただければ、年に数回あるバージョンアップを無償で受けられます。最新OSに対応したり、過去のバージョンで発生した不具合を解消できたりする点がメリットです。
まとめ
リモートコントロールソフトとは、離れた場所にあるパソコンを操作できるツールです。
遠隔操作だけでなく、ファイル転送や複数クライアントのモニタリングなど、業務を円滑するための機能も搭載しており、テレワークやサポート業務など幅広い用途で利用できます。
拡張性・汎用性の高いリモートコントロールソフトを選ぶなら「NetSupport Manager」がおすすめです。100ライセンス以上の導入実績があり、様々なシーンで業務のサポートを行えます。
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