オンライン授業に必要なもの|ケース別の必須のツールを紹介

 > コラム 2021年5月17日

オンライン授業に必要なもの|ケース別の必須のツールを紹介

オンライン授業

コロナ禍でインターネットを介したオンライン授業が日本の教育現場にも浸透しつつあります。コロナ以前にも、オンライン授業は、一部の学校や進学塾等で実施されていましたが、今やオンライン授業の環境を整えることは、すべての教育現場に早急に求められています。今回は、オンライン授業を行う際に必要となる設備やツールを紹介するとともに、オンライン授業を快適に進めるためのサポートサービスについて解説いたします。


1. オンライン授業とは

オンライン授業

オンライン授業とは、インターネットに接続されたパソコンやタブレット、スマートフォンなどのデバイスを通じて授業を配信し、生徒は画面越しに受講するスタイルの授業のことです。オンライン授業は、学校や塾に行かなくても自宅で授業を受けることができるため、コロナ禍で急速に広まりました。また授業の配信以外にも、教材や資料の配布や、宿題などの提出物の回収も行えます。

オンライン授業には、リアルタイムで授業風景を配信する「ライブ配信」と、あらかじめ撮影・編集した動画を流す「録画配信」の2つの方法があります。ライブ配信のオンライン授業の場合は、先生と生徒の間で、あるいは生徒同士で、チャットや会議システムを利用して会話をすることも可能です。

下記の記事では、オンライン授業のやり方をご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
◆コロナ禍で増加したオンライン授業のやり方|授業別のポイントもご紹介


2. ライブ配信のオンライン授業に必要なもの【教員・先生側】

ライブ配信のオンライン授業とは、先生側にカメラが付いたパソコンやスマートフォン、タブレットなどを設置し、授業をリアルタイムで配信するという方法です。

ライブ配信のオンライン授業に欠かせないものとしては、以下が挙げられます。

  • スマートフォン・タブレット・パソコン
  • 配信ツール
  • Wi-Fi・インターネット環境

これらが必要な理由やその役割は、以下で解説します。

スマートフォン・タブレット・パソコン

オンライン授業

ライブ配信のオンライン授業を行うには、授業を撮影するために、Webカメラやマイクが付いているパソコンが必須となります。お手持ちのパソコンにカメラやマイク機能がない場合には、それらを別途用意する必要があります。スマートフォンやタブレット端末であれば、大概どの機種にもWebカメラやマイクが内蔵されていますので、それを利用してもいいでしょう。画質は200万画素以上あれば、ホワイトボードなどの細かい文字も読み取れます。

ライブ配信の授業では、生徒からの質問を受け付けたり、生徒を指名して答えさせたりといったことが可能です。 複数の生徒が授業に参加している場合は、生徒全員の顔を画面に映し出す必要がありますので、画面が大きいパソコンを用意することをおすすめします。

配信ツール

ライブ配信のオンライン授業には、Web会議システムなどの配信ツールが必要です。代表的なものとしては、SkypeやZoomが挙げられます。また、最近ではTeamsの利用も広まっています。

Skypeは会員登録済みのユーザー同士であれば、無料でビデオ通話が可能です。授業への参加者は自分が利用しているデバイスにSkypeのアプリをインストールし、アカウントを作成する必要があります。

Zoomは複数人の会議を想定して作られたサービスのため、大人数が参加するオンライン授業にはおすすめです。資料等を画面上に映し出して一斉に見られる「画面共有」や、図や文字を書いて説明する「ホワイトボード」などの機能も、オンライン授業をより充実させてくれます。Zoomの場合は、配信者から送られてくるURLをクリックすると無料で授業に参加でき、生徒は特に会員登録しなくてもよいのが便利です。

Teamsは、Micsosoftのサブスクリプションサービス「Office365」に初期導入されているWEB会議システムです。「Office365」の利用者同士、また招待されたユーザーが利用できます。大人数で参加できるため、大学などの講義にも向いています。

Wi-Fi・インターネット環境

オンライン授業を配信するには、インターネット環境も必要です。インターネットに接続できれば有線・無線の別を問いませんが、授業で板書をするなど、場所を移動することがあるならば、無線のほうがより利便性が高まります。

Wi-Fi利用にはプロバイダ業者とインターネット契約をした上で、Wi-Fi電波を飛ばす機器である無線ルーターを用意します。

学校や塾など、複数のクラスで同時にオンライン授業をする場合には、ある程度の回線容量がないと、配信の途中で中断したり音声が途切れたりする恐れがあります。料金なども変わりますので、業者に問い合わせ、環境に合わせて最適なものを選ぶようにしてください。

その他あると便利なもの

前述した3つ以外に、ライブ配信のオンライン授業を行う際にあると便利なものとして、以下のものが挙げられます。

  • スマートフォン・タブレットの固定スタンド
  • 照明
  • ハンズフリーマイク付きイヤホン
  • 書画カメラ、スキャナー

スマートフォンやタブレットを利用して授業の配信を行う場合、それらのデバイスを固定するためのスタンドがあると便利です。また、持ち運びできる照明があると、黒板に書いた文字や自分の顔を明るく照らすことができるため、生徒は見やすくなります。そして、ハンズフリーマイクが内蔵したイヤホンは、マイクを持たなくても自分の声をはっきり生徒に届けられます。また生徒が発言する声も聞き取りやすくなります。

さらに、書画カメラやスキャナーがあると、黒板に板書した内容以外にも、教科書や参考書などの資料を見やすく画面に映すことができます。


3. 録画配信のオンライン授業に必要なもの【教員・先生側】

録画配信のオンライン授業とは、あらかじめ撮影しておいた授業の動画を、配信ツールを使って生徒側に提供する方法です。録画配信のオンライン授業に欠かせないものとして、次のものが挙げられます。

  • 撮影用カメラ・パソコン
  • 動画編集ソフト
  • 配信ツール
  • Wi-Fi・インターネット環境

録画配信のオンライン授業

これらが必要な理由やその役割などは、下記で解説いたします。

上記のほかに、ライブ配信のオンライン授業と同様にあると便利なものとして、スマートフォン・タブレットの固定スタンド、ビデオカメラを固定する三脚、照明などが挙げられます。ライブ配信とは違い、生徒とのやり取りは考慮しなくてよいため、ハンズフリーマイク付きイヤホンや、書画カメラなどはなくても大丈夫です。

撮影用カメラ・パソコン

まずは授業動画を撮影するためのカメラが必要になります。ライブ配信の場合と同様に、パソコンやスマートフォン、タブレットなどに内蔵したカメラも使用が可能です。最初からパソコンやスマートフォンなど、動画編集が可能なデバイスで撮影すると、動画を取り込む手間が省けるという利点があります。

ただし、撮影の性能自体はやはり単体のビデオカメラにはかないませんので、画質などにもこだわりたい場合は、ビデオカメラを用意して撮影しましょう。

動画編集ソフト

撮影した動画は、そのまま配信しても構いませんが、不要な部分や補足を行うことで、生徒がより理解しやすい授業となるため、編集作業を行うとよいでしょう。そのために、動画編集ソフトが必要です。

動画に効果音を入れたり、書き込みをしたりなどの凝った演出を施したい場合は、有料の動画編集ソフトを購入する必要があります。しかし、動画の切り貼りなど簡単な作業だけでよい場合は、インターネット上の無料ソフトやアプリで十分です。

配信ツール

撮影・編集した授業動画は、YouTubeやMicrosoft Streamなどの配信ツールを使って、生徒が見られるように公開します。

YouTubeは、無料で動画を配信できる代表的なサイトです。Googleアカウントを取得すれば誰でも動画をアップロードでき、閲覧者を限定して配信することもできます。そのため、オンライン授業にも向いているサイトです。

Microsoft Streamは、「Office365」ユーザーであれば、動画をアップロードできます。

いずれも、アップロードした動画のURLを生徒に伝えて、アクセスしてもらうことで授業が見られるようになります。

Wi-Fi・インターネット環境

ライブ配信のオンライン授業と同様に、録画配信のオンライン授業でもインターネット環境は必要です。動画の撮影や編集自体はオフラインでできますが、動画をアップロードする際は必ずインターネット経由となります。

ただし、ライブ配信の時ほどの大容量は必要でないため、一般家庭用のインターネット回線でも十分です。オーバースペックになり過ぎないよう、最適なプロバイダを選ぶようにしてください。


4. オンライン授業に必要なもの【生徒・学生側】

ここからは、オンライン授業を受ける生徒・学生が用意すべきものお伝えします。オンライン授業を受ける生徒にアナウンスしましょう。

  • パソコン、スマートフォン、タブレットなどのデバイス
  • ヘッドセット、イヤホ
  • ハンズフリーマイク
  • インターネット環境・Wi-Fi
  • スマートフォン・タブレットを置くスタンド

録画配信のオンライン授業

オンライン授業を受けるには、インターネット環境・Wi-Fiとパソコンなどのデバイスが必要なことは、教員・先生側と同じです。さらに、ヘッドセットやイヤホンがあると、集中して授業を受けることができます。ライブ配信のオンライン授業で生徒も発言の機会がある場合は、ハンズフリーマイクがあると便利でしょう。

また、スマートフォンやタブレットで授業を視聴する場合は、一定の角度を保つためのスタンドを用意することをおすすめします。無理な姿勢で長時間スマートフォンやタブレットを見ていると、肩こりなどを引き起こしてしまいます。同様の理由から、自分の体に適した高さのデスクやチェアを用意できれば、学習環境をより快適にすることできます。



5. 「NetSupport School(ネットサポート スクール)」は必要な機能を網羅

オンライン授業をより便利に行うためのパッケージソフトとして、「NetSupport School(ネットサポート スクール)」をご紹介します。「NetSupport School」とは、リモートコントロールソフトの利点を駆使し、さまざまな形で授業支援を行うことができるソフトです。

  • 出席確認
  • リモートコントロール
  • 画面配信

出席確認

「NetSupport School」では、授業に参加している生徒の出席確認をオンライン上で行えます。参加生徒のアカウントは一覧表示されるため、個別で出欠を確認する手間が省けます。


リモートコントロール

また、必要に応じて生徒一人ひとりの画面上で、リモートコントロールによる指導を行えます。リモートコントロールでは、生徒の画面を確認でき、ファイル転送、アプリケーションの起動など、指導に必要な機能を即時に実行できます。同時に、テキストチャット、ボイスチャットを行いながら、生徒をサポートします。


画面配信

「NetSupport School」では、先生が使用している端末の画面を、生徒側の端末へ一斉配信することも可能です。さらに、表示形式は全画面表示、またはウィンドウ表示を選択できます。


「NetSupport School」は、他にも端末画面の録画や、キーボード・マウスのロック操作、授業中のウェブサイトへのアクセス制御など、オンライン授業をよりスムーズに行うための多彩な機能を搭載しています。

現状のオンライン授業に課題を抱えている、あるいはこれからオンライン授業に取り組みたいと考えているが良い方法が知りたいなどの場合は、ぜひ「NetSupport School」の導入をご検討ください。


◆オンライン授業のサポートソフト「NetSupport School」!
 詳しくはこちらのページをご覧ください。


※「NetSupport School」を用いて学校外にいる生徒さん・学生さんを対象としたオンライン授業を行うには、VPN(仮想プライベートネットワーク)環境が必要です。詳しくは下記をご覧ください

◆オンライン授業とVPN 1.【基礎編】 VPNとインターネットの基礎知識
 詳しくはこちらのページをご覧ください。