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買切り型とサブスクのどちらがお得?リモートソフト価格比較【2024年最新版】

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買切り型とサブスクのどちらがお得?リモートソフト価格比較【2024年最新版】

公開日:2024/04/15   更新日:2024/04/15


買切り型(オンプレミス)でご利用いただくリモートコントロールソフトNetSupport Managerは、サブスクリプション(クラウド)の同様サービスと比較して「接続する台数が多い場合」「長く利用する場合」にコスト負担が軽くなります。

ご利用期間とコストの関係については、実際にお客様からのお問い合わせが多い内容でもあります。
以下では、ご利用台数とご利用期間を複数パターン想定した価格の比較をご案内します。製品選びにお役立てください。


最小ライセンス数を短期利用した場合

あまり現実的な使われ方ではありませんが、NetSupport Managerのライセンスの考え方が分かりやすいため、最小ライセンス数を3年という短期間利用した場合を見てみます。

NetSupport Managerのライセンス数の考え方

NetSupport Managerは、「遠隔操作する側のPC(コントロール)」「遠隔操作される側のPC(クライアント)」それぞれにライセンスが必要です。

つまり、1台のコントロールPCから1台のクライアントPCに接続する場合に必要なライセンス数は「2」となり、それがNetSupport Managerをご利用いただく上での最小単位となります。

外部ネットワークから接続する場合にはゲートウェイ用ライセンスが必要

テレワークで利用いただくパターンがこちらになりますが、自宅などの外部ネットワークからオフィスのPCに接続する場合には、「ゲートウェイ」が必要で、ゲートウェイに対してもNetSupport Managerのライセンスが必要です。

※ゲートウェイは、異なるネットワークを接続するための中継用のNetSupport Managerのソフトウェア・モジュールです。

テレワークを目的とし、従業員一人の場合の3年間利用のコスト試算が以下になります。なお、ゲートウェイ用のハードウェアとグローバルIPの取得費用は含んでおりません。


(表)NetSupport Manager 従業員一人(3年利用)の場合

ライセンス用途 ライセンス
単価
初年度
年間保守単価
2年目
年間保守単価
3年目
年間保守単価
数量 小計
自宅PC用 ¥5,304 ¥1,166 ¥1,166 ¥1,166 1 ¥8,802
ゲートウェイ用 ¥5,304 ¥1,166 ¥1,166 ¥1,166 1 ¥8,802
会社PC用 ¥5,304 ¥1,166 ¥1,166 ¥1,166 1 ¥8,802
合計 ¥26,406

クラウド型サービスでサブスクリプション契約のサービスを想定し、価格を比較してみます。


(表)他社サービス(サブスクリプション)従業員一人(3年利用)の場合

初年度
年間利用料金
2年目
年間利用料金
3年目
年間利用料金
数量 小計
サービス利用料金 ¥41,100 ¥41,100 ¥41,100 1 ¥123,300

※ライセンス数の考え方は、「NetSupport Manager 導入環境例」でも図解で詳しくご紹介していますのでご参考ください。


買い切り型のNetSupportは長期利用や多台数がお得

買切り型とサブスクのどちらがお得?
回答としては冒頭で述べた通り、買い切り型のリモートコントロールソフトNetSupport Managerは、「接続する台数が多い場合」「長く利用する場合」にコスト負担が軽くなります。

それでは、どの程度の価格インパクトがあるのか、テレワークとして、50人の従業員が「5年間利用する」ケースを想定します。


(表)NetSupport Manager 従業員50人(5年利用)の場合

ライセンス用途 ライセンス単価 初年度
年間保守単価
2~5年目
年間保守単価
数量 小計
自宅PC用 ¥5,304 ¥1,166 ¥4,664 50 ¥556,700
ゲートウェイ用 ¥5,304 ¥1,166 ¥4,664 1 ¥11,134
会社PC用 ¥5,304 ¥1,166 ¥4,664 50 ¥556,700
合計 ¥1,124,534


(表)他社サービス(サブスクリプション)従業員50人(5年利用)の場合

初年度
年間利用料金
2~5年目
年間利用料金
数量 小計
サービス利用料金 ¥41,100 ¥164,400 50 ¥10,275,000


比較的大きな価格差があることが分かるかと思います。

リモートコントロールソフトを選択の際は、機能や導入時にかかるコストの検討はもちろんですが、運用する期間を含めて総合的に判断する必要があります。NetSupport Manager導入の検討に、上記の試算をご参考ください。

製品導入にかかる質問やお見積りなどは、お問い合わせフォームから承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

※(補足)NetSupport Managerのライセンス数の考え方
ライセンスは「コントロール用」「クライアント用」といった区別はありません。端末にコントロールのみ・クライアントのみ・両方、のインストールが可能です。また、端末はコントロールにもクライアントにもなることが可能です。

※本ページで紹介したのは、2024年4月現在の価格です。税抜表示です。



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医療機関のサイバーセキュリティ対策なら、閉域網での作業が得意なNetSupport

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医療機関のサイバーセキュリティ対策なら、閉域網での作業が得意なNetSupport

公開日:2024/02/28   更新日:2024/02/28


医療機関におけるサイバーセキュリティ対策は、患者の個人情報、健康情報や医療データなど機密データを守るために重要です。医療機関が取るべきサイバーセキュリティ対策の主なものとして、以下が挙げられますが

  • アクセス管理
    強力なパスワードポリシー、多要素認証、最小限のアクセス権限など、医療情報へのアクセスを制御するために、ユーザー認証や権限管理を強化します
  • エンドポイント保護
    ウイルス対策ソフトやマルウェア対策ソリューションを導入し、コンピューター、モバイルデバイスなどのエンドポイントをマルウェア感染から保護します
  • データ暗号化
    不正アクセスを受けた場合に情報を保護するために重要で、伝送中だけではなく保存データも暗号化することが推奨されます
  • ネットワークセキュリティ
    ファイアウォール、侵入検知システム、侵入防止システムなどを使用してネットワークを保護します。また、VPNを使用しリモートアクセスを安全に行えるようにします

従業員のセキュリティ意識向上トレーニング、災害復旧と事業継続計画などアナログな対策も重要です。これらの対策は、医療機関が直面するサイバーセキュリティの脅威に対して包括的な防御を構築するために不可欠ですが、サイバーセキュリティは継続的なプロセスであり、技術の進化とともに対策も進化させる必要があります。

以下に、医療機関が取るべきサイバーセキュリティ対策と関連情報をまとめてみましょう。

医療機関のサイバーセキュリティ対策

1. 厚生労働省サイバーセキュリティ対策への指針

法令と規程

医療法施行規則が改正され、医療機関におけるサイバーセキュリティ対策の強化が求められています。

厚生労働省が定める「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」は、医療機関が患者の健康情報を安全に管理し、プライバシーを保護するために従うべき一連の原則と実践方法を提供しています。

令和5年5月の改定(6.0版)では、クラウドサービスの特徴を踏まえたリスクや対策の考え方を整理するとともに、医療機関等のシステム類型別に責任分界の考え方等を整理するなど、時流に合った内容へ常にバージョンアップがされています。

連絡先と報告

上記「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」では、医療機関がサイバー攻撃を受けた際の連絡先の提供も行っています。医療機関は所管省庁への連絡や必要な対応を行う体制を整備する必要があります。

また、サイバー攻撃により患者の医療情報など個人情報が漏洩した場合、個人情報保護委員会への報告が必要です。

(参考)厚生労働省:医療分野のサイバーセキュリティ対策について

研修と教育

厚生労働省は、医療機関向けのセキュリティ対策研修を提供しています。医療機関の経営層や医療従事者など階層別の研修を通じてサイバーセキュリティ対策を強化できます。これらの対策を遵守することで、医療機関はサイバー攻撃から患者のデータを守り、信頼性のある医療サービスを提供できるでしょう。


2. 医療機関のサイバーセキュリティ具体的な対策

医療機関のサイバーセキュリティ対策は冒頭でご紹介していますが、「サプライチェーンリスク全体の確認」と言い換えることもできます。これは、医療機関が使用するすべてのIT製品やサービス(ソフトウェア、ハードウェア、クラウドサービスなど)を提供する供給業者やパートナー企業を含むサプライチェーン全体にわたるセキュリティリスクを評価、管理するプロセスを指します。

サプライチェーンリスク全体の確認

このアプローチは、医療機関自身のセキュリティ対策だけでなく、外部から提供される製品やサービスがもたらすリスクにも目を向けることを意味します。具体的にどのようなものなのかご紹介します。

  • リスク評価
    供給業者やパートナー企業が遵守すべきセキュリティ基準やポリシーの設定、及びこれらの基準が守られているかの評価
  • 第三者の監査
    定期的なセキュリティ監査や評価を通じて、サプライチェーン内の企業がセキュリティ基準を満たしているかの確認
  • 脆弱性の管理
    サプライチェーン内の製品やサービスに見つかるセキュリティ脆弱性に対する迅速な対応計画の策定
  • 契約管理
    サプライチェーンのパートナーとの契約にセキュリティ要件を含め、これらが遵守されることを保証
  • インシデント対応
    サプライチェーン内でセキュリティインシデントが発生した場合の共同対応計画の策定と実行

サプライチェーンを通じたリスクは、一つの脆弱なリンクによって全体のセキュリティが損なわれる可能性があります。そのため、医療機関では、サプライチェーン全体を通じたリスク管理を通じて、患者情報の安全性を高め、サイバー攻撃による影響を最小限に抑える必要があります。


3. 医療機関のサイバーセキュリティ対策にお勧めのツール

医療機関のサイバーセキュリティ対策においては、患者データの保護、システムの安定稼働、サイバー脅威からの防御が最優先事項です。以下に、医療機関に推奨されるいくつかのサイバーセキュリティツールとその機能を紹介します。

エンドポイント保護プラットフォーム マルウェア対策、ランサムウェア保護、脅威の検出と応答
ネットワークトラフィック分析 ネットワーク内の異常なトラフィックや行動を検出し、サイバー攻撃を早期に警告
ファイアウォールと侵入防止システム 不正アクセスの防止、ネットワークトラフィックの監視と管理
アンチウイルスソフトウェア ウイルス、スパイウェア、その他のマルウェアからの保護
暗号化ツール データの暗号化による機密情報の保護
マルチファクタ認証 パスワード以外にもう一つ以上の認証方法を要求し、セキュリティを強化
セキュリティ情報およびイベント管理 ログデータの収集と分析、セキュリティインシデントの迅速な検出と対応
パッチ管理ソフトウェア ソフトウェアの脆弱性を修正するための更新プログラムの管理と適用
クラウドセキュリティソリューション クラウド環境内のデータ保護、アクセス管理、脅威の監視
脆弱性スキャナー システムやアプリケーションの脆弱性を定期的にスキャンし、修正のための報告を提供

閉域網での接続なら「NetSupport」

NetSupport Managerは、離れた場所にある多数のパソコンやサーバーを管理者のパソコンで遠隔操作ができる、リモートコントロールに適したソフトウェアです。

オンプレミス型ソフトウェアのため、インターネットに接続しない環境(閉域網・クローズドネットワーク)でも利用できます。外部から直接アクセスできない閉域網は、インターネットを経由したサイバー攻撃を防ぐことができるため、医療機関や金融機関、製造工場など高いセキュリティレベルを必要とする業種で数多くの導入実績があります。

その他、安全な接続を実現できる機能が豊富です。

  • リモート端末との接続は、セキュリティキー、PINコードの認証やIPアドレスで接続制限をかけることができます
  • ゲートウェイサーバーを介して接続する場合、OTP(One-time Password)やDUOプッシュを利用して二要素認証が使用できます
  • リモート接続セッション中の操作を録画でき、再生もできます
  • ファイル転送やリモートプリントなどのリモートコントロール機能は、個々にアクセス制御の設定ができ、不正アクセスによる情報漏洩のリスクを低減できます
  • リモートコントロール時の通信は、56bit(DES)、64bit(Blowfish)、128bit(Twofish)、256bit(AES)の暗号化設定ができます

遠隔操作(リモートコントロール)ソフトウェアNetSupport Manager 製品紹介ページ

医療機関のサイバーセキュリティ対策お勧めのツール

包括的な対策が重要

適したツールを組み合わせて使用することで、医療機関は包括的なサイバーセキュリティ対策を構築できます。それぞれのツールが特定のセキュリティニーズに対応しており、相互に補完しながらより強固な防御体制を築くことが可能です。選択する際には、医療機関の規模、インフラ、特定のリスクプロファイルに最適なソリューションを選定することが重要です。



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複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

 > コラム > 複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

公開日:2023/11/29   更新日:2024/02/01


NetSupport Manager において、複数のコントロールPCで同時に1台のクライアントPCに接続するための設定方法をご紹介します。

1. クライアント端末のNetSupport Manager設定ファイルの修正

(1)クライアント端末の「C:\Program Files (x86)\NetSupport\NetSupport Manager」フォルダーにある「Client32u.ini」ファイルをメモ帳で開きます。

複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

(2)[Client]の配下に「Shared=1」を追加し、「Client32u.ini」ファイルに上書き保存します。

複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

※権限の問題で上書き保存ができない場合は、デスクトップに同じファイル名「Client32u.ini」で保存します。
保存したデスクトップの「Client32u.ini」ファイルをドラックし、「C:\Program Files (x86)\NetSupport\NetSupport Manager」 フォルダーにドロップし、ファイルを置き換えます。

2. クライアント端末の NetSupport Managerクライアント設定の変更&再起動

(1)Windowsボタンから「NetSupport Manager」→「NetSupport Managerクライアント設定」をクリックします。

複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

(2)管理者権限が求められるので、「はい」をクリックします。

複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

(3)Netsupportクライアント設定画面の「高度」をクリックします。

複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

(4)下記画面が表示されますので、「OK」をクリックします。

複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

(5)「Master Profile」をダブルクリックし、設定画面を開きます。

複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

(6)設定画面で、「セキュリティ」→「接続」→「複数のコントロールからの接続を許可する」をチェックします。
チェックができたら「OK」をクリックし、設定を保存します。

複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

(7)下記画面で「再起動」をクリックし、NetSupport Managerクライアントを再起動します。

複数のコントロールPCで同時にクライアントに接続するための設定方法

設定は完了です。
この設定で複数のコントロール端末から一つのクライアント端末に接続することが可能になります。

※本ページに記載の内容は公開日時点の情報です


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体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)

 > コラム > 体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)

体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)

公開日:2023/10/27   更新日:2024/02/07


体験版から製品版への移行を行うには、体験版をインストールしたマシンに製品版のライセンスを適用していただきます。ライセンスの適用には2種類の方法があります。また、ライセンスのアクティベーション(オフラインでも可能です)を行っていただきます。

切り替え方法はNetSupport Manager・NetSupport Schoolともに共通です。
以下では体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)をご紹介します。

1. 体験版ライセンスを製品版に切り替える方法

NetSupport Manager または NetSupport Schoolの体験版インストールの後に、製品ライセンスを購入し適用したい場合には、 2種類の方法があります。

(1)NetSupportを再インストールしてライセンス情報を入力する

再インストール時にライセンス情報を入力いただきます。

(2)Support License Managerを起動する

NetSupportがインストールされているフォルダ内の「 PCILIC.EXE」を起動します

下図のダイアログ画面が表示されます

体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)

「全般」タブで、お持ちのライセンス証書に記載されている新しいライセンス情報を入力します(大文字・小文字にご注意ください)

ライセンス情報を入力後、「作成」ボタンを押してライセンスの更新を完了します

2. ライセンスアクティベーション手順

製品版のインストール後には、ライセンスのアクティベーションが必要です。
オフライン・オンラインそれぞれの環境における手順をご案内します。

(1)オフラインアクティベーション

インストール後、 NetSupportを初めて起動した時にライセンスのアクティベーション案内ウィンドウが表示されますので、ライセンスを選択して「アクティベート」ボタンをクリックします。

体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)

オフライン(インターネットに繋がっていない)場合には、以下のウィンドウが表示されます。

体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)

以下へご連絡いただきアクティベーションをご依頼ください。お電話にてアクティベーションコードをご案内いたします。

【アクティベーションコードお問い合わせ先】

株式会社ワイドテックNetSupport お客様支援センター

TEL 03-5829-3962(平日 9:30-17:30)

正しく入力されますとアクティベーションが完了し、以下が表示されます。

体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)

入力に誤りがある場合には、以下が表示されます。

体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)

上記が表示(入力に誤りがあった場合)には、再度 NetSupportを起動してください。起動後、新しい認証コードが表示されます。

(2)オンラインアクティベーション

オンライン(インターネットに繋がる環境)の場合には、以下が表示されます。
「 OK」をクリックすると自動的にアクティベーションが開始し、完了します。

体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)
体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)
体験版ライセンスを製品版に切り替える方法(アクティベーション方法)

※本ページに記載の内容は公開日時点の情報です


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クライアントの設定内容を複数ユーザーで共有する方法(レジストリ値の変更)

 > コラム > クライアントの設定内容を複数ユーザーで共有する方法(レジストリ値の変更)

クライアントの設定内容を複数ユーザーで共有する方法(レジストリ値の変更)

公開日:2023/10/27   更新日:2024/02/01


1台のPCを複数のユーザーで使用する場合、デフォルトではユーザーごとにクライアント設定が異なります。クライアント設定を共有するためには、レジストリ値を変更する必要があります。

NetSupport Manager・NetSupport Schoolともに可能ですが、以下ではNetSupport Managerの画面を使用しながらクライアントの設定内容を複数ユーザーで共有する方法(レジストリ値の変更)をご紹介します。

1. 共有PCにおいて、「reg]検索し、レジストリエディタを起動します(管理者権限で実行ください)

クライアントの設定内容を複数ユーザーで共有する方法(レジストリ値の変更)

2. レジストリエディタのパスに下記を入力します

\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Wow6432Node\Productive Computer Insight\PCICTL
※もしPCICTLがなかったら、キーを作成してください。

クライアントの設定内容を複数ユーザーで共有する方法(レジストリ値の変更)

3. 「編集」→「新規」→「文字列値(S)」を選択します

クライアントの設定内容を複数ユーザーで共有する方法(レジストリ値の変更)

4. 作成した「文字列値(S)」を編集し、名前を変更します

「新しい値#1」を右クリックし、「名前の変更(R)」をクリックします。
「新しい値#1」から「NSMuseHKLM」の名前に変更します。

クライアントの設定内容を複数ユーザーで共有する方法(レジストリ値の変更)

5. 変更した「NSMuseHKLM」をダブルクリックし、値のデータを「1」にし、「OK」ボタンをクリックします

クライアントの設定内容を複数ユーザーで共有する方法(レジストリ値の変更)

6. NetSupport Manager の実行(管理者権限で実行ください)

NetSupport Managerを管理者権限で実行し、設定を反映します。

クライアントの設定内容を複数ユーザーで共有する方法(レジストリ値の変更)

※本ページに記載の内容は公開日時点の情報です


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クライアント PC のキー入力(半角/全角)を切り替える方法
(同じキーボード配列を使用している場合)

 > コラム > クライアント PC のキー入力(半角/全角)を切り替える方法
(同じキーボード配列を使用している場合)

クライアント PC のキー入力(半角/全角)を切り替える方法
(同じキーボード配列を使用している場合)

公開日:2023/10/27   更新日:2024/02/01


画面接続時、コントロール側のキーボードでクライアントPCのキー入力(半角/全角)を切り替える方法(同じキーボード配列を使用している場合)をご紹介します。

NetSupport Manager・NetSupport Schoolともに切り替えが可能ですが、以下ではNetSupport Manaerの画面を使用しながら説明を行います。

1. コントロール側で、 NetSupport Manager コントロールを起動

2. メニューバーの環境設定をクリック

クライアント PC のキー入力(半角/全角)を切り替える方法(同じキーボード配列を使用している場合)

3. 環境設定の設定ウインドウが出てくるので、以下の手順で進める

クライアント PC のキー入力(半角/全角)を切り替える方法(同じキーボード配列を使用している場合)
  • ① 左ツリー表示から[キーボード/マウス]をクリック
  • ②-1 画面右[インターナショナルキーボード]にチェックがある場合はチェックを外す
  • ②-2 クライアントとコントロールが同じキーボードの配列を使用している場合は、[Unmapped Keyboard] を選択
  • ③ OK で環境設定のウインドウを閉じる

4. これで入力切替可能となります。クライアントに接続します。

補足:クライアントと接続時に上記設定を行った場合は、「3」の設定まで終えた後で、一度クライアントとの接続を切断し、再度接続していただければ設定反映します。PC の再起動などは不要です。

※本ページに記載の内容は公開日時点の情報です


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複数の先生が同時に生徒に接続するための設定方法

 > コラム > 複数の先生が同時に生徒に接続するための設定方法

複数の先生が同時に生徒に接続するための設定方法

公開日:2023/10/27   更新日:2024/02/01


NetSupport School において、複数の先生が同時に生徒に接続するための設定方法をご紹介します。

1. 生徒端末のNetSupport School設定ファイルの変更

(1)生徒端末の「C:\Program Files (x86)\NetSupport\NetSupport School」フォルダーにある「Client32u.ini」ファイルをメモ帳で開きます。

複数の先生が同時に生徒に接続するための設定方法

(2)[Client]の配下に「Shared=1」を追加し、上書き保存します。

複数の先生が同時に生徒に接続するための設定方法

※権限の問題で上書き保存ができない場合は、デスクトップに同じファイル名「Client32u.ini」で保存します。
保存したデスクトップの「Client32u.ini」ファイルをドラックし、「C:\Program Files (x86)\NetSupport\NetSupport School」 フォルダー配下にドロップし、ファイルを置き換えます。

2. 生徒端末の NetSupport School クライアントの再起動

(1)Windowsボタンから「NetSupport School」→「NetSupport School 生徒の構成設定」をクリックします。

複数の先生が同時に生徒に接続するための設定方法

(2)管理者権限が求められるので、「はい」をクリックします。

複数の先生が同時に生徒に接続するための設定方法

(3)下記画面が表示されますので、「OK」をクリックします。

複数の先生が同時に生徒に接続するための設定方法

(4)下記画面が表示されますので、「OK」をクリックします。

複数の先生が同時に生徒に接続するための設定方法

(5)下記画面が表示されますので、「OK」をクリックします。

複数の先生が同時に生徒に接続するための設定方法

設定は完了です。
この設定で複数の先生端末から一つの生徒端末に接続することが可能になります。

※本ページに記載の内容は公開日時点の情報です


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生徒が先生とチャットをする時の日本語入力の方法(IME設定方法)

 > コラム > 生徒が先生とチャットをする時の日本語入力の方法(IME設定方法)

生徒が先生とチャットをする時の日本語入力の方法(IME設定方法)

公開日:2023/10/27   更新日:2024/02/01


NetSupport School において、生徒と先生がチャットをする時の日本語入力の方法(英語のみ入力されることを解決する手順)をご紹介します。

1. Microsoft IME 設定修正

1-1. Microsoft IME 設定画面を開きます。

タスクバーの言語(一般的には「A」もしくは「あ」)を右クリックし、「設定」をクリックします。

生徒が先生とチャットをする時の日本語入力の方法(IME設定方法)

1-2. Microsoft IME 設定画面で「全般」を押します。

生徒が先生とチャットをする時の日本語入力の方法(IME設定方法)

1-3. 互換性を「オン」にします。

一番下にある互換性設定を「オン」にします。

生徒が先生とチャットをする時の日本語入力の方法(IME設定方法)

2. Microsoft IME 設定を戻す方法

2-1. Microsoft IME 設定画面を開きます。マイクのプライバシー設定を開きます。

下の絵のようにWindows に「ime」を検索し、「日本語IME の設定」を開きます。

生徒が先生とチャットをする時の日本語入力の方法(IME設定方法)

2-2. Microsoft IME 設定画面で「全般」を押します。

生徒が先生とチャットをする時の日本語入力の方法(IME設定方法)

2-3. 互換性設定を「オフ」にします。

生徒が先生とチャットをする時の日本語入力の方法(IME設定方法)

※本ページに記載の内容は公開日時点の情報です


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フォントのジャギー状態を回避する方法(フォントがギザギザにならない方法)

 > コラム > フォントのジャギー状態を回避する方法(フォントがギザギザにならない方法)

フォントのジャギー状態を回避する方法(フォントがギザギザにならない方法)

公開日:2023/10/27   更新日:2024/02/01


NetSupport Manager において、クライアント接続時にフォントのジャギー状態を回避する方法(フォントがギザギザにならない方法)をご紹介します。

1. 下記のURLよりcksini.exeをダウンロードし、
NetSupport Managerインストールフォルダに保存する。

https://kb.netsupportsoftware.com/knowledge-base/manually-editing-the-client32u-ini-client32-ini-file/%20.

クライアント接続時フォントのジャギー状態を回避する方法

インストールフォルダは標準では以下の場所にあります。
32ビットC:\ Program Files \ NetSupport \ NetSupport Manager
64ビットC:\ Program Files(x86)\ NetSupport \ NetSupport Manager

2. インストールフォルダにあるclient32u.iniファイルを開きます。
標準では、ダブルクリックした時にメモ帳で開きます。

クライアント接続時フォントのジャギー状態を回避する方法

3. iniファイル末尾に下記3行を追加し、上書き保存します。

[View]
EnableLVShadow=1
EnableFontSmoothing=1

4. 名前を付けて保存画面が出るので、そのまま保存ボタンを押します。

クライアント接続時フォントのジャギー状態を回避する方法

5. 上書き保存を確認されるので「はい」をクリックします。

クライアント接続時フォントのジャギー状態を回避する方法

6. 保存が成功したら「10. 」に進みます。
表示のようなエラーが出た場合は一度OKを押し、iniファイルを変更せずに閉じます。

クライアント接続時フォントのジャギー状態を回避する方法

7. エラーが出た場合は、client32u.iniファイルをデスクトップ等任意の場所にコピーします。

8. コピーしたiniファイルを開き「3. 」の項目追加後、上書き保存します。

9. 「 8. 」で保存したiniファイルをインストールフォルダにコピーペーストします。
ファイルの上書きを尋ねられるので、「はい」を選択します。
デスクトップ等にコピーしたclient32u.iniファイルは削除します。

10. インストールフォルダを開き、cksini.exeを右クリック、「管理者として実行」をクリックします。

クライアント接続時フォントのジャギー状態を回避する方法

11. プログラムの実行確認を求められた場合は、「はい」を選択します。

12. 設定を完了するために、クライアントPCを再起動します。

13. 次回、コントロールから接続し、フォント不具合が解消されます。

※本ページに記載の内容は公開日時点の情報です


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オンライン試験の問題作成と試験の実施方法とは?
標準機能「テストデザイナー」の活用方法

 > コラム > オンライン試験の問題作成と試験の実施方法とは?
標準機能「テストデザイナー」の活用方法

オンライン試験の問題作成と試験の実施方法とは?
標準機能「テストデザイナー」の活用方法

公開日:2023/09/12   更新日:2024/02/07


NetSupport Schoolの標準機能「テストデザイナー」には、テスト問題を作成するための機能や試験の設定などが含まれています。テストデザイナーを活用することで、先生から生徒に対してオンライン試験を簡単に行うことができます。
このページでは、テストデザイナーの利用方法について紹介します。
(今回使用したNetSupport SchoolのバージョンはV15です)


1.テストデザイナーの準備

テストデザイナーのインストール

テストデザイナーは、NetSupport Schoolの先生端末にインストールします。インストーラーの「テストのデザインと実施」にチェックを入れ、インストールすることができます。

テストデザイナーの準備

テストデザイナーの起動/ログイン

Windowsのスタートメニューから「Netsupport Schoolテストデザイナー」をクリックし起動します。

テストデザイナーの起動

テストデザイナーが起動しますので、ユーザー名とパスワードを入力します。
(デフォルトのユーザー名とパスワードは、NetSupport Schoolの詳細な操作マニュアルに記載がありますのでご参照ください)

テストデザイナーのログイン

2.問題作成と試験作成、発行

テストデザイナーは、問題作成、試験作成、試験発行などの機能で構成されています。

(テストデザイナーの機能構成)

  • 問題作成・・・問題を作成する機能
  • 試験作成・・・試験を設定登録する機能
  • 試験発行・・・NetSupport Schoolへ試験を登録する機能

それぞれの機能について操作手順を以下にご紹介いたします。

(テストデザイナーのTOP画面)

テストデザイナーのTOP画面

テストデザイナーの問題作成

問題を作成するためのテンプレートが9種類あり、問題形式にあったテンプレートを選択し作成することができます。

9種類のテンプレート

  • 選択・・・最大4つの選択肢の中から選択
  • 穴埋め・・・選択肢の中から単語や語句を追加し文章を完成させる
  • 画像の挿入・・・画像を適切な文と一致させる
  • コンボリスト・・・ドロップダウンリストから選択
  • 図と名称・・・マークされた写真に対してラベルを付けさせる
  • 正誤(マルバツ)選択・・・文に対して正誤を決定させる
  • 複数の正誤(マルバツ)選択・・・最大4つの文にたいして正誤を決定させる
  • 並べ替え・・・正しい順序で項目を配置する
  • テキストのハイライト・・・質問に答える単語や語句を強調表示させる

(問題作成用の9種類のテンプレート)

問題作成用の9種類のテンプレート

今回は、テンプレートの「穴埋め」で問題を作成する手順を紹介します。

左端にあるアイコンをクリック(①)すると問題作成用のテンプレート画面が表示されます。
使用する「穴埋め」のテンプレートをクリックします。

「穴埋め」のウィザード1が表示されます。

(「穴埋め」のウィザード1)

「穴埋め」のウィザード1

各項目について、入力を行います。

  • 説明・・・・・・問題の説明文を記述します。
  • 問題1~4・・・最大4ケまで問題を作成することができます。答えの箇所をハイライトさせ、「答えの設定」をクリックすると答えとして設定ができます。
  • 偽1~2・・・・偽の答えを入力できます。

作成する問題は、イギリス、イタリア、アメリカ、日本 の首都を選択項目から回答する問題として行いました。また、偽の選択回答項目には「北京」と「パリ」として、設定を行いました。

生徒が参照する答えの選択項目には、「パリ」「ローマ」「ロンドン」「ワシントンDC」「東京」「北京」が表示されます。

入力後に「次へ(N)>」をクリックします。

「穴埋め」のウィザード2が表示されます。

このウィザードでは、問題の参考資料として、画像やサウンド、動画を登録することができます。
今回は資料添付をせず、「次へ(N)>」をクリックします。

(「穴埋め」のウィザード2)

「穴埋め」のウィザード2

「穴埋め」のウィザード3が表示されます。

このウィザードでは、以下の作成や登録が行えます

  • 問題を登録するカテゴリーを作成でき、グルーピングができます
  • 作成したカテゴリーに問題を登録することができます
  • 「科目の作成」をクリックし、科目名に任意の名称を入力し登録を行うことができます
  • 「分野の作成」をクリックし、科目名に任意の名称を入力し登録を行うことができます

入力後に、「完了」をクリックします。

(「穴埋め」のウィザード3)

「穴埋め」のウィザード3

カテゴリーに登録した問題をクリックすると内容を確認することができます。

(問題の登録画面)

問題の登録画面

テストデザイナーの試験作成

試験作成では、作成した問題を選択し、試験の登録を行います。
左端にあるアイコンをクリックすると(②)、試験登録のウィザード1が表示されます。

各項目について、入力を行います。

  • 題名:試験の名称を入力します
  • 説明:試験内容の説明文を記述します
  • 試験時間:この項目にチェックを入れると制限時間の設定ができます
  • 制限時間:試験時間の設定ができます

(オプション詳細)

  • 対象年齢:対象の年齢を入力します
  • 学年:対象の学年を入力します
  • コメント:コメント文を入力します

入力後に「次へ(N)>」をクリックします。

(試験登録のウィザード1)

試験登録のウィザード1

試験登録のウィザード2が表示されます。
このウィザードでは、作成済の問題から使用したい問題を選択し、試験の登録設定を行います。

「完了」をクリックして、登録完了です。

(試験登録のウィザード2)

試験登録のウィザード2

登録した試験をクリックすると内容を確認することができます。

(試験の登録画面)

試験の登録画面

テストデザイナーの試験発行

NetSupport Schoolに試験を登録するには、テストデザイナーから試験の発行が必要です。
試験発行の手順は、作成した試験(③)を選択し、「発行」(④)をクリックします。
ポップアップ画面が表示されますので、「発行(P)」(⑤)をクリックし、最終確認のポップアップ画面の「OK」をクリックし、試験発行を行います。

(試験発行の画面)

試験発行の画面

3.オンライン試験の開始から結果レポートまで

NetSupport Schoolの試験開始

生徒に対して試験を実施する場合、NetSupport School先生より試験の開始を行います。
先生の画面から「フィードバックとウェルビーイング」タブの「評価」をクリックします。

(NetSupport School先生の画面)

NetSupport School先生の画面

「生徒の選択」画面が表示されますので、試験を受ける生徒をラジオボタンで選択し、「次へ」をクリックします。

(生徒の選択)

生徒の選択

次に「試験の選択」画面が表示されますので、実施する試験を選択し、「完了」をクリックします。

(試験の選択)

試験の選択

次に「試験の開始」画面が表示されますので、「開始」をクリックし試験を開始します。

(試験の開始)

試験の開始

NetSupport Schoolの試験実施

先生が試験の開始を行うと、生徒画面に自動で試験ウィンドウが表示され(生徒の試験画面)、試験を開始することができます。
生徒は問題番号(⑥)をクリックし、回答方法のガイドを確認しながら回答を行います。また、生徒は試験の残り時間(⑦)も確認することができます。

(生徒の試験画面)

生徒の試験画面

NetSupport Schoolの試験進捗/結果レポート

先生はテスト管理画面より、各生徒の試験進捗を一覧で確認することができます。このテスト管理画面では、生徒の「名前」や「ログイン名」が表示され、各生徒の「正解」や「不正解」の状況を確認することができます。また、生徒を選択し、その生徒のデスクトップ画面を受信することや生徒とチャットすることもできます。

(テスト管理画面)

テスト管理画面

先生はクラス全体の試験結果を画面上で確認することができ、この結果を印刷することもできます。

(試験結果の画面)

試験結果の画面

オンライン試験の問題作成と試験の実施ができる「テストデザイナー」についてご紹介しました。
授業支援ソフトウェア「NetSupport School」には、オンライン授業・演習・研修を支援する豊富な機能が搭載されています。製品紹介ページもぜひご覧ください。
NetSupport School 製品紹介

※本ページに記載の内容は公開日時点の情報です




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お気軽にダウンロードしていただき、設定や操作方法をご確認ください。


クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法

 > コラム > クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法

クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法

公開日:2023/09/01   更新日:2024/03/28


NetSupport Manager/Schoolは、Wake On LAN(WOL)に対応したPCに対して、遠隔(リモート)から電源オンすることができます。
このページでは、NetSupport Managerの画面を例に使用してWake On LAN(WOL)設定方法をご案内します。

NetSupport Managerは、離れた場所にある多数のパソコンやサーバーを管理者のパソコンで遠隔操作ができる、リモートコントロールに適したソフトウェアです。そのリモートコントロールの機能を授業支援の用途に応用したものがNetSupport Schoolです。

1.WOLに必要な3つの設定

リモートからクライアント端末を電源オン/オフするには、クライアント端末で下記項目の設定を変更する必要があります。各項目について、具体的な設定方法をご紹介いたします。

  1. ネットワークアダプターの設定
  2. BIOSの設定
  3. 高速スタートアップの設定

今回はDELLのPCを使用して、WOL設定を行いました。

【クライアント端末 PC仕様】

  • メーカー:Dell Inc.
  • モデル:OptiPlex 5000
  • OS:Windows10 Enterprise
  • LAN接続方式:有線LAN
  • NetSupport Manager v14

ネットワークアダプターの設定

PCメーカー・モデルにより、ネットワークアダプターやプロパティの名称が異なりますので、PCメーカーのマニュアルやWebサイトを参照しながら設定を行ってください。

コントロールパネルからデバイスマネージャーをクリックし、ネットワークアダプターをクリックします。
一覧から対象のネットワークアダプターのプロバティを開きます。

クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法

プロパティの「詳細設定」タブからWOLに関連するプロパティの値を有効にします。

クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法

プロパティの「電源の管理」タブから「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」のボックスにチェックを入れ、OKボタンをクリックし終了します。

クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法

BIOSの設定

今回使用したPC(Dell Inc./OptiPlex 5000)は、電源を入れた直後に “F2(ファンクションキー)” を連打するとBIOSメニューが起動します。
PCメーカー・モデルによって、BIOSの起動方法が異なる場合があり、また、設定の変更箇所も異なる場合がありますので、PCメーカーのマニュアルやWebサイトにて確認ください。

今回使用したPCでは、「Wake on LANの有効化」と「Deep Sleep Controlの無効化」の設定を行いました。

Wake on LANの有効化の設定

BIOSメニューの「System Management」から「Wake on LAN/WLAN」の箇所で設定
-「LAN or WLAN」をチェック

Deep Sleep Controlの無効化の設定

BIOSメニューの「Power」から「Deep Sleep Control 」の箇所で設定
-「Disabled」をチェック


高速スタートアップの設定

電源オフ(シャットダウン)時にWOL機能を利用するには、高速スタートアップの「無効化」が必要な場合があります。
DELLのWebサイトを確認したところ、高速スタートアップの「無効化」の設定が必要でした。

高速スタートアップの設定は、コントロールパネルから電源オプションをクリックし、「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。

クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法

「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。

クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法

「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し(無効化)、変更保存ボタンをクリックし終了します。

クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法

以上で、DELL PC(クライアント端末)の設定は終了です。

以降では、クライアント端末の遠隔(リモート)操作方法をNetSupport Managerの画面を用いてご案内します。


2.NetSupport Managerからの電源オン

コントロール端末のNetSupport Manager画面から、対象のクライアント端末にマウスを置きながら右クリックするとコマンドメニューが表示されます。「電源オン」のコマンドを実行すると対象クライアント端末の電源を入れることができます。

クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法

3.スクリプト・モジュールを活用した時間(時刻)設定

NetSupport Manager には、

– スクリプトを作成できる「スクリプトエディタ」
– スケジュール機能の「スクリプトエージェント」

のモジュールが同梱されております。
これらのモジュールを利用することで、決まった時間にスクリプトを実行し、電源を入れることができます。

スクリプトエディタ

NetSupport スクリプトは、NetSupport Managerタスクを自動化するためのインタープリタ言語です。VBスクリプトそのものではありませんが、VBスクリプト言語がベースとなっています。VBスクリプトをお使いになった方には非常に使いやすい言語で、オンラインヘルプにNetSupport スクリプト関数の使い方や凡例があります。

スクリプトエディタで作成した電源オンのサンプルスクリプトです。

【電源オンのスクリプト(サンプル)】

SetTransport(T_TCPIP)
Dim GroupMemberlist
Dim GroupMember
Dim Client

GroupName=”Test”
//NetSupportで設定した電源ONを行いたい対象のグループ名を入れてください
//この例では”Test”というグループを対象としています

GetClientsInGroup (GroupName, GroupMemberList)
For each GroupMember In GroupMemberList
Print groupmember
Client = GetClientName (GroupMember)
Print Client
WakeUpClient (Client, WU_CLIENTNAME)
Next

スクリプトエージェント

スクリプトエージェントは、NetSupport スクリプトをスケジュール化することができます。曜日や時間を設定し、繰り返し実行するタスクをスケジュール化できます。

スクリプトエージェントのスケジュールの設定例です。

<実行スクリプト設定> クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法
<曜日設定> クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法
<時間設定> クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法
<スクリプト実行一覧> クライアント端末を遠隔(リモート)で電源オン/オフするWake On LAN(WOL)の設定方法

※スクリプトに関してはお客様の環境での動作検証を推奨しております


4.マジックパケットとNetSupport

マジックパケットとは、WOLの仕組みを使ってPCを遠隔から起動するために必要なネットワークパケットです。マジックパケットを送信することができるソフトウェアを探している中でNetSupport製品のWOL活用を知り、ご導入いただく事例が増えています。

電源管理(リモートでの電源オン/オフ)は、NetSupport製品の多数ある機能の中の一つですが、

  • 消費電力などエネルギーに対する課題解決のため
  • 電源が落ちている端末にデータをコピーするなど生産性向上のため
  • 深夜や週末など急な作業が発生した場合の遠隔対応のため

など様々なシーンで活用をいただいています。

本ページでご案内しました、遠隔にある端末をリモートで電源オン/オフするWake On LAN(WOL)とその設定方法が、業務改善や作業効率向上の一助になれば幸いです。

製品に関するお問い合わせやお見積りのご相談は、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。



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サーバー操作の録画が証跡管理に最適
NetSupportのリモート保守が金融機関で活用される3つの特長

 > コラム > サーバー操作の録画が証跡管理に最適
NetSupportのリモート保守が金融機関で活用される3つの特長

サーバー操作の録画が証跡管理に最適
NetSupportのリモート保守が金融機関で活用される3つの特長

公開日:2023/05/31   更新日:2024/04/05


サービスの安定的な提供のために日々おこなわれるシステムやサーバーの保守管理。
業務に多大な影響を及ぼす障害をはじめとしたトラブルを防ぐため、24時間365日体制で対応できるリモート保守の需要は高まるばかりです。

本コラムでは、リモート保守のメリットや課題について触れ、特に金融機関で重宝されるリモート保守ツールの「作業を動画で残すことによる証跡管理」「閉域網での接続」「セキュリティレベルの高い接続」についてご紹介します。

目次

1. リモート保守とは

リモート保守とは、オフィス外にあるデータセンターや地方や海外支店など遠隔地に設置している機器を、遠隔操作によってメンテナンスを行うことです。

システム障害の復旧作業といった突発的に発生するものへの対応をはじめ、トラブルを未然に防ぐためのメンテナンス、OSのアップデートやデータのバックアップ対応など定期的に対応する作業も、広くリモート保守に含まれます。

リモート保守のメリット

リモート保守の強みは、場所にとらわれないため緊急時に迅速な対応ができることです。
遠隔地にある機器でも移動することなく対応でき、複数拠点にある機器の同時トラブルもスピーディーに対応ができます。移動時間が削減できるため保守管理に関する業務負担が軽減し、人件費の削減につながることが大きなメリットです。

リモート保守の方法

リモート保守をおこなうためには、その用途に沿ったハードウェアやソフトウェアを導入することが一般的です。様々な製品・サービスがある中で、保守対象設備の規模や接続要件などを考慮して選択する必要があります。

業界別リモート保守事例

リモート保守ツールは、遠隔地から端末を保守・管理する目的だけではなく、カスタマーサポートやデータの一斉配信など様々な用途で使われています。

導入先 導入例
ソフトウェアメーカー サポートデスクのスタッフが遠隔操作によって顧客と同じ画面を見ながらのトラブル対応をすることで、問合せ対応の効率が大幅にアップ
システム開発 動作が不安定なシステム導入直後でも、客先からのサポート要請に即座に対応。納品したシステムの改修対応も遠隔からの対応が可能になり、時間の節約につながる
病院 病院敷地内に点在する端末、電子カルテや電子処方箋システムの保守管理に活用。トラブル発生時も中央からの一括作業で対応ができ作業効率向上
大学・専門学校 教室で使用される数百台あるPCの一括管理に加え、授業に使うファイル配信や画像配信、不正利用防止のための利用制限を行うことで学習効果を向上
小売りチェーン 業務用コンピュータの保守管理に活用。各支店に点在するPOSレジ会計データを本部から一元管理することで対応時間の削減をおこなう

このように、リモート保守は様々な産業で活用されていますが、以降では、特に金融機関でリモート保守を行う際に着目すべきポイントをご紹介します。


2. 金融機関におけるリモート保守のポイント

膨大な個人情報を扱い、高いコンプライアンスを求められる金融機関がリモート保守ツールを導入する際に必ず求められるポイントをまずはご紹介します。

内部不正・情報漏えいの防止

情報漏えいは企業にとって死活問題であり、多くの企業が多額の費用を投じて対策を講じています。独立行政法人情報処理推進機構が発表する「情報セキュリティ10大脅威2023」※では、内部不正による情報漏えいが4位に挙げられています。

リモート保守ツールを使用することで、社内外に設置された端末にアクセスし、利用履歴やログをチェックすることが可能となります。これにより内部不正を抑止する効果があり、また情報漏洩の防止にも役立ちます。

※出典:
https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2023.html

サイバーセキュリティを考慮した接続

金融庁は2022年に、サイバーセキュリティ対策の強化を求める注意喚起※を行い、各金融機関へ以下の対策を実施するように要請しています。

  • リスク低減のための措置(アクセス権限の確認・情報資産の把握・セキュリティパッチの実施 等)
  • インシデントの早期検知(サーバー等におけるログ確認・通信の監視や分析、点検)
  • インシデント発生時の適切な対処・回復(データのバックアップ・復旧手順の確認)

リモート保守ツールも同様にセキュリティへの考慮が必要です。具体的には、セキュリティキーでの接続、PINコードの認証やIPアドレスで接続制限をかけること、通信の暗号化設定などの機能が搭載されていることが求められます。

※出典:金融庁「昨今の情勢を踏まえた金融機関におけるサイバーセキュリティ対策の強化について」
https://www.fsa.go.jp/news/r3/cyber/0224oshirase.html


3. NetSupportが金融機関で活用される3つの特長

遠隔操作(リモートコントロール)ソフトウェア「NetSupport Manager」は、1989年の発表以来30年以上にわたって開発が続けられており、世界120ケ国・2,100万台を超えるシステムで利用されています。前述の不正の防止やセキュリティについてのポイントをもちろん実現できるソフトウェアですが、金融機関で特に活用されている独自の使い方があります。

画面録画による「証跡管理」

NetSupport Managerには「画面共有」の機能があります。

  • 画面受信・・・リモート接続される端末(クライアント)の画面を、リモート接続する端末(コントロール)でリアルタイムの確認ができます
  • 画面配信・・・コントロールの画面の全体、または任意のアプリケーション画面を、クライアントに配信して共有することができます
  • 画面録画・・・コントロール・クライアントともに、画面を動画で録画ができます

大きく3つの機能の中で注目すべきは「画面録画」です。この機能を使い、リモート保守の操作内容を録画し、証跡として残すことができます。

銀行で用いられている勘定系のシステムは大規模なものが多く、障害やトラブルでシステムが停止してしまうと銀行のサービスはもちろん、その銀行に紐づく法人の経済活動まで停止する恐れがある、極めて重要なものです。

例えばそのシステムを担う重要なサーバーの保守管理や更新を行う際に、証跡管理が役立ちます。
リモートで作業をするコントロールの画面を画面共有し、作業手順が正しいか複数人がリアルタイムで確認することができるため、設定ミスのリスクを下げることができます。また、万が一問題が起きてしまった場合に、録画した動画で手順を振り返ることによって今後の措置が図れます。

また、操作内容を録画できる、という事実は、内部不正による脅威を下げる抑止力としても働きます。

クローズド・ネットワーク(閉域網)による接続

NetSupport Managerはオンプレミス型ソフトウェアのため、インターネットに接続しない環境(閉域網・クローズドネットワーク)でご利用いただけます。

外部から直接アクセスできない閉域網は、インターネットを経由したサイバー攻撃を防ぐことができるため、高いセキュリティレベルを求められる金融機関では特に活用されています。

※インターネット経由での接続も可能です。インターネットを介してのアクセスは、VPN(仮想プライベートネットワーク)または、製品に同梱しているゲートウェイサーバー経由で接続ができます。

セキュリティレベルの高い接続

リモート保守を行う端末との接続は、セキュリティキー、PINコードの認証やIPアドレスで接続制限をかけることができます。また、ファイル転送やリモートプリントなどのリモートコントロール機能は、個々にアクセス制御の設定ができ、不正アクセスによる情報漏洩のリスクを低減できます。

リモートコントロール時の通信は、56bit(DES)、64bit(Blowfish)、128bit(Twofish)、256bit(AES)の暗号化設定ができます。

セキュリティレベルの高い接続

4. リモート保守の導入事例

金融機関はコンプライアンスが厳しく、使用しているツールでさえも外部公開ができないケースがほとんどですので、ご紹介するのは製造業を営むお客様の事例です。
いずれも遠隔操作によって保守を行うことで、業務精度や効率向上につなげています。

全国各地で展開する貨物鉄道事業者

電話だけでは発生したトラブルの適切な切り分け、特定に時間がかかっていました。NetSupport Managerの導入によってトラブルや問題の原因の切り分けができ、対応時間を大幅に短縮することができました。

画面送信や画面受信の機能を活用することで、トラブルの詳細が理解できるようになり、現場と我々で意思疎通が明らかにスムーズになりました。

導入事例:日本貨物鉄道株式会社 様

電子部品の開発・製造業

電子部品の開発・製造業

クリーンルーム内のFAコンピュータ一括管理に、リモート保守ツールの導入を検討されました。機能と費用のバランス、導入実績が決め手となりNetSupport Managerを導入した結果、ヒューマンエラー回避に加え、従業員の精神的・肉体的負担を軽減することにつながりました。

クリーンルームという特殊な環境を用いての品質管理や工場内での強固なセキュリティ対策も求められる現場で画面共有機能を特に活用いただいている事例です。

導入事例:製造業(FAコンピュータの管理)

リモート保守を導入すると端末管理の精度とスピードを上げることができ、内部不正の抑止にも役立ちます。また、「証跡管理」といった社内ナレッジを高めるための使い方も可能です。

遠隔操作ソフトウェアの導入を検討されている方は、その選択肢の一つとしてNetSupport Managerもぜひご検討ください。無料で30日間使用ができる体験版のソフトウェアを公開しています。体験版とはいえ、使用できる機能は製品版と全く同じですので、実際に使用される環境での確認ができます。

年間保守ライセンスやメンテナンス価格、お見積りなどのお問い合わせは、お気軽にお問合せフォームからご相談ください。



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オンライン授業に必要なもの
~3つのケース別に必須ツールを紹介~

 > コラム > オンライン授業に必要なもの
~3つのケース別に必須ツールを紹介~

オンライン授業に必要なもの
~3つのケース別に必須ツールを紹介~

公開日:2023/04/18   更新日:2024/02/01


オンライン授業

コロナをきっかけに、インターネットを介した教育現場でのオンライン授業は急速に浸透しました。対面での授業が再開された後も、授業のパフォーマンスをより向上させることを目的にオンラインと対面を組み合わせた「ハイブリッド授業」を取り入れるなど、新しい授業のスタイルが広まっています。教室に集いながらもパソコンを使ってオンライン上で授業を進めるケースも広義では「オンライン授業」に入るでしょう。

今やオンライン授業の環境を整えることは、あらゆる教育現場で必須の対応と言えるかもしれません。今回は、オンライン授業を行う際に必要となる設備やツールを紹介するとともに、オンライン授業を快適に進めるためのサポートサービスについて解説いたします。

1. オンライン授業とは

オンライン授業

オンライン授業とは、インターネットに接続されたパソコンやタブレット、スマートフォンなどのデバイスを通じて授業を配信し、生徒は画面越しに受講するスタイルの授業のことです。オンライン授業は、学校や塾に行かなくても自宅で授業を受けることができるため、コロナ禍で急速に広まりました。

オンライン授業には、リアルタイムで授業風景を配信する「ライブ配信」と、あらかじめ撮影・編集した動画を流す「録画配信」の2つの方法があります。ライブ配信のオンライン授業の場合は、先生と生徒の間で、あるいは生徒同士で、チャットや会議システムを利用して会話をすることも可能です。また、授業の配信以外にも教材や資料の配布、宿題など提出物の回収も行うケースが多くあります。

下記の記事では、オンライン授業のやり方をご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。
◆コロナ禍で増加したオンライン授業のやり方|授業別のポイントもご紹介

ここからは、「ライブ配信」「録画配信」それぞれの授業スタイルで必要なものをご紹介します。


2. ライブ配信のオンライン授業に必要なもの【教員・先生側】

ライブ配信のオンライン授業とは、先生側にカメラが付いたパソコンやスマートフォン、タブレットなどを設置し、授業をリアルタイムで配信するという方法です。

ライブ配信のオンライン授業に欠かせないものとしては、以下が挙げられます。

  • スマートフォン・タブレット・パソコン(授業の配信のため)
  • 配信ツール(Skype・Zoom・Teams)
  • Wi-Fi・インターネット環境

スマートフォン・タブレット・パソコン(授業の配信のため)

オンライン授業

ライブ配信のオンライン授業を行うには、授業を配信するための、Webカメラやマイクが付いているパソコンが必須です。パソコンにカメラやマイク機能がない場合には、それらを別途用意する必要がありますが、スマートフォンやタブレット端末であれば、大概どの機種にもWebカメラやマイクが内蔵されていますので、それを利用してもいいでしょう。画質は200万画素以上あれば、ホワイトボードなどの細かい文字も読み取れます。

ライブ配信の授業では、生徒からの質問を受け付けたり、生徒を指名して答えさせたりといったことが可能です。複数の生徒が参加している授業で、生徒全員の顔を画面に映し出す必要がある場合には、画面が大きいパソコンを用意することをおすすめします。

配信ツール(Skype・Zoom・Teams)

ライブ配信のオンライン授業には、Web会議システムなどの配信ツールが必要です。代表的なものとしては、SkypeやZoomが挙げられます。また、最近ではTeamsの利用も広まっています。

Skypeは会員登録済みのユーザー同士であれば、無料でビデオ通話が可能です。授業への参加者は自分が利用しているデバイスにSkypeのアプリをインストールし、アカウントを作成する必要があります。

Zoomは複数人の会議を想定して作られたサービスのため、大人数が参加するオンライン授業にはおすすめです。資料等を画面上に映し出して一斉に見られる「画面共有」や、図や文字を書いて説明する「ホワイトボード」などの機能も、オンライン授業をより充実させてくれます。Zoomの場合は、配信者から送られてくるURLをクリックすると無料で授業に参加でき、生徒は特に会員登録しなくてもよいのが便利です。

Teamsは、Micsosoftのサブスクリプションサービス「Office365」に初期導入されているWeb会議システムです。「Office365」の利用者同士、また招待されたユーザーが利用できます。大人数で参加できるため、大学などの講義にも向いています。

Wi-Fi・インターネット環境

オンライン授業を配信するには、インターネット環境も必要です。インターネットに接続できれば有線・無線の別を問いませんが、授業で板書をするなど、場所を移動することがあるならば、無線のほうがより利便性が高まります。

Wi-Fi利用にはプロバイダ業者とインターネット契約をした上で、Wi-Fi電波を飛ばす機器である無線ルーターを用意します。

学校や塾など、複数のクラスで同時にオンライン授業をする場合には、ある程度の回線容量がないと、配信の途中で中断したり音声が途切れたりする恐れがあります。料金なども変わりますので、業者に問い合わせ、環境に合わせて最適なものを選ぶようにしてください。

その他あると便利なもの

前述した3つ以外に、ライブ配信のオンライン授業を行う際にあると便利なものとして、以下のものが挙げられます。

  • スマートフォン・タブレットの固定スタンド
  • 照明
  • ハンズフリーマイク付きイヤホン
  • 書画カメラ、スキャナー

スマートフォンやタブレットを利用して授業の配信を行う場合、それらのデバイスを固定するためのスタンドがあると便利です。また、持ち運びできる照明があると、黒板に書いた文字や自分の顔を明るく照らすことができるため、生徒は見やすくなります。そして、ハンズフリーマイクが内蔵したイヤホンは、マイクを持たなくても自分の声をはっきり生徒に届けられます。また生徒が発言する声も聞き取りやすくなります。

さらに、書画カメラやスキャナーがあると、黒板に板書した内容以外にも、教科書や参考書などの資料を見やすく画面に映すことができます。


3. 録画配信のオンライン授業に必要なもの【教員・先生側】

録画配信のオンライン授業とは、あらかじめ撮影しておいた授業の動画を、配信ツールを使って生徒側に提供する方法です。録画配信のオンライン授業に欠かせないものとして、次のものが挙げられます。

  • カメラ・パソコン(授業の撮影のため)
  • 動画編集ソフト
  • 配信ツール(YouTube・Microsoft Stream)
  • Wi-Fi・インターネット環境

録画配信のオンライン授業

上記のほかに、ライブ配信のオンライン授業と同様にあると便利なものとして、スマートフォン・タブレットの固定スタンド、ビデオカメラを固定する三脚、照明などが挙げられます。ライブ配信とは違い、生徒とのやり取りは考慮しなくてよいため、ハンズフリーマイク付きイヤホンや、書画カメラなどを考慮する必要はありません。


カメラ・パソコン(授業の撮影のため)

授業動画を撮影するためのカメラは、ライブ配信の場合と同様に、パソコンやスマートフォン、タブレットなどに内蔵したカメラも使用が可能です。最初からパソコンやスマートフォンなど、動画編集が可能なデバイスで撮影すると、動画を取り込む手間が省けるという利点があります。

ただし、撮影の性能自体はやはり単体のビデオカメラにはかないませんので、画質などにもこだわりたい場合は、ビデオカメラを用意して撮影しましょう。

動画編集ソフト

撮影した動画は、そのまま配信しても構いませんが、不要な部分や補足を行うことで、生徒がより理解しやすい授業となるため、編集作業を行うとよいでしょう。そのために、動画編集ソフトが必要です。

動画に効果音を入れたり、書き込みをしたりなどの凝った演出を施したい場合は、有料の動画編集ソフトを購入する必要があります。しかし、動画の切り貼りなど簡単な作業だけでよい場合は、インターネット上の無料ソフトやアプリで十分です。

配信ツール(YouTube・Microsoft Stream)

撮影・編集した授業動画はサーバーにアップロードする方法の他に、YouTubeやMicrosoft Streamなどの動画共有プラットフォームを使って、公開する方法もあります。

YouTubeは、無料で動画を配信できる代表的なサイトです。Googleアカウントを取得すれば誰でも動画をアップロードでき、閲覧者を限定して配信することもできます。
Microsoft Streamは、「Office365」ユーザーであれば、動画をアップロードできます。

いずれも、アップロードした動画のURLを生徒に伝えて、アクセスしてもらうことで授業が見られるようになります。

Wi-Fi・インターネット環境

ライブ配信のオンライン授業と同様に、録画配信のオンライン授業でもインターネット環境は必要です。動画の撮影や編集自体はオフラインでできますが、動画をアップロードする際はインターネットを介して行います。

ただし、ライブ配信の時ほどの大容量は必要でないため、一般家庭用のインターネット回線でも十分です。オーバースペックになり過ぎないよう、最適なプロバイダを選ぶようにしてください。


4. オンライン授業に必要なもの【生徒・学生側】

ここからは、オンライン授業を受ける生徒・学生が用意すべきものお伝えします。オンライン授業を受ける生徒にアナウンスしましょう。

  • パソコン、スマートフォン、タブレットなどのデバイス
  • ヘッドセット、イヤホン
  • ハンズフリーマイク
  • インターネット環境・Wi-Fi
  • スマートフォン・タブレットを置くスタンド

録画配信のオンライン授業

オンライン授業を受けるには、インターネット環境・Wi-Fiとパソコンなどのデバイスが必要なことは、教員・先生側と同じです。さらに、ヘッドセットやイヤホンがあると、集中して授業を受けることができます。ライブ配信のオンライン授業で生徒も発言の機会がある場合は、ハンズフリーマイクがあると便利でしょう。

また、スマートフォンやタブレットで授業を視聴する場合は、一定の角度を保つためのスタンドを用意することをおすすめします。無理な姿勢で長時間スマートフォンやタブレットを見ていると、視力低下や肩こりなどを引き起こしてしまいます。同様の理由から、自分の体に適した高さのデスクやチェアを用意できれば、学習環境をより快適にすることできます。



5. パソコン室・ラボ室でのオンライン授業に必要なもの【学校側】

プログラミング演習など、パソコンが設置されている教室(パソコン室・ラボ室)に生徒が集まりインターネットを介して授業が進められるものも広義では「オンライン授業」のひとつです。校内の教室で行なうため生徒側に必要な準備物はありませんが、学校側の施設には必要となるツールがあります。それは「授業支援ソフトウェア」です。


パソコン教室ですので、「パソコン」「インターネット環境」が整っていることを前提に、ここでは「授業支援ソフト」についてご紹介します。

対面でのオンライン授業に必要な授業支援ソフトとは?

パソコン室・ラボ室でのオンライン授業を行う際に最も考慮に入れるべきは「授業の管理」と「生徒へのフォロー」です。


プログラミング演習などの授業は教室全体で学びを進めていくため、教師は遅れている生徒がいないかどうか全員の画面を確認しながら授業を進めていく必要があります。そのため、授業支援ソフトが求められる機能に「全体の進捗把握」があります。


具体的にはこのような機能です。
●画面受信(教室の生徒端末の画面を教師の端末で表示する)
●画面送信(教師の端末の画面を生徒に配信する)
●リモートコントロールによる生徒の端末の制御(アクセスできるサイトを限定するなど)
●ファイルの一斉配布、データの回収


これらの機能は生徒が授業に集中することをサポートし、授業の効果を上げることができます。また、指導スピードの向上や端末操作の簡便化など、講師の負担軽減にもつながります。



6. 「NetSupport School(ネットサポート スクール)」は必要な機能を網羅

前述の、パソコン室・ラボ室でのオンライン授業をより便利に行うためのパッケージソフトとして、「NetSupport School(ネットサポート スクール)」をご紹介します。「NetSupport School」とは、リモートコントロールソフトの利点を駆使し、さまざまな形で授業支援を行うことができるソフトです。

生徒が授業に集中できる環境づくり
●複数生徒の端末画面を一覧でモニタリング
●キーボード・マウスのロック&画面ロック
●生徒端末のウェブアクセスを制御

授業の一括管理で全体把握とフォロー
●先生画面の一斉送信
●教材の配布、回収
●任意の生徒画面の配信
●リモートコントロール(電源On/Off、アプリケーションの起動、ログイン/ログアウト)

その他、NetSupport Schoolには、ZoomやTeamsなどのWeb会議ツールにはない優れた機能が多数あります。詳細は「NetSupport School 他社製品との機能比較」でご案内していますのでご参考ください。

NetSupport Schoolを活用したオンライン授業の費用試算

授業支援ソフトの導入には費用が気になる方も多いと思います。
一般的なパソコンのリース期間が5年間ですので、同じ期間NetSupport Schoolを利用してオンライン授業を実施したと想定した場合にかかるコストをご紹介します。

例えば、生徒用のパソコンが40台ある教室の場合には、5年間で合計283,443円となります。
詳細な計算式は「オンオンライン授業の費用試算」でご案内していますが、1年あたり6万円以下、生徒のパソコン1台が1年当たり1,500円以下のコストで導入ができます。


NetSupport Schoolはインストールすればすぐに使える「ライセンス購入型」です。サーバーなど追加の機器が不要なこともメリットで、総合的な費用を抑えることができます。しかも、オンライン授業の運営に過不足のない豊富な機能が揃っています。


対面でのオンライン授業や、新しい授業スタイルに課題を感じている方は、NetSupport Schoolの導入をご検討ください。製品版と同じ機能が30日間無料でお試しいただける「無料体験版」をご活用いただき、使い勝手の良さをぜひ実感していただきたいです。


(本ページは2021年5月17日のコラムに加筆修正を加えて公開しています。)



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CBT化に向けた学習環境の構築方法とは?
ICT教育の現状と課題も併せて紹介!

 > コラム > CBT化に向けた学習環境の構築方法とは?
ICT教育の現状と課題も併せて紹介!

CBT化に向けた学習環境の構築方法とは?
ICT教育の現状と課題も併せて紹介!

公開日:2023/03/03   更新日:2024/02/06


全国学力テストのCBT化が2024年から順次進められると決まり、教育現場ではICT教育に対応できる環境を整える必要がでてきました。しかし、紙媒体から急にCBT化を進めるとなると、不安に思う方も多くいるでしょう。

そこで今回は、今後ICTに対応する学習環境を整えたいと考えている方に向けて、ICT教育とCBT化の現状やCBT化の課題、ICT教育に対応した学習環境の整え方をまとめました。

  • 「CBT化はどこまで進んでいるの?」
  • 「ICT教育のメリットはなに?」
  • 「ICT教育に対応するにはどうすればいいの?」

このような不安をお持ちの方が悩みを解決できるヒントを得られるとともに、ICTを取り入れるメリットもお話しするので、ぜひ参考にしてください。

1. ICT教育とCBT化とは何なのか

『ICT教育』や『CBT化』といった言葉が、近年教育関連の業界でよく話題にあがります。
では、具体的に『ICT教育』と『CBT化』とはどのような内容なのでしょうか。
それぞれ解説していきます。

ICT教育とは?

ICTは情報通信技術を指し、インターネットを利用したサービスなどの総称です。
そのICTを利用しデジタル化した教育方法を、ICT教育といいます。
今までは教科書やノートといった紙媒体での授業が主流でしたが、ICT教育ではそれらと併せてパソコンやタブレットでの授業を行います。

ICTがなぜ教育現場に必要とされているかというと、情報通信技術を教育に取り入れると、子どもの情報活用能力を育成することにつながるからです。

たとえば、基本的なタイピング力が身に付くと社会に出てからも仕事のスピードが早くなります。それ以外にもExcelやWordなどを勉強すれば、WEB関連の職場に就きやすくなります。

社会は、グローバル化の進展や目覚ましい技術の発達によって常に変化をともないます。そのため、未成年のうちから情報機器に触れさせ、将来困らないようにする必要があるのです。

CBT化とは?

CBT(Computer Based Testing)とは、パソコンやタブレットを使用して出題や回答を行うテスト手法を指します。

ペーパー型のテストでは写真や文章での出題が基本ですが、CBTでは音声や動画を使用した出題形式が可能です。このような特性を活かして、語学試験での音声リスニングテストやプログラミング試験での動画出題などが実施されています。

また、問題や回答内容をデータとして保存できるのも特徴です。
紙で保管しておくと莫大な量になりますが、CBTではデータとしてコンパクトに保管できます。
採点や成績処理もデジタル化すると、コストの削減と効率化が見込めます。

CBT化が進む根本にはICTがある

前述したように、ICT教育とは情報通信技術を教育に取り入れることです。
例えば、実際にICT教育を行っている小学校では、下記のような教育方法を行っています。

  • 習字の授業で、筆の正しい使い方を動画で見せ、視覚的アプローチを行う
  • 国語の授業で、一人ひとり物語を書き、その物語の動画を作成す
  • 算数の授業で、タブレットに生徒が図形を書き、ほかの生徒に共有して教材として使う

授業のなかにICTを取り入れることで、紙媒体での授業では伸ばせなかった能力を伸ばすことができます。

そして、授業の延長線上にあるのがテストです。授業にICTを取り入れると、必然的にCBT化が進みます。動画や音声を使用した授業を行っているため、テストでも取り入れる必要があるからです。


2. ICT教育とCBT化の現状

ICT教育とCBT化の現状

ICT教育が教育現場に広がってきていることをご紹介してきましたが、実際にはどの程度浸透しているのでしょうか。

現時点では、以下の有名な資格試験で採用されていますが、日本でCBT化が進んでいるのはまだまだ一部の試験のみのようです。

  • TOEIC:英語コミュニケーション能力を評価する世界共通のテスト
  • TOEFL:母国語が英語ではない方の英語力を判定するためのテスト
  • 英検CBT:スピーキング、ライティング、リスニング、リーディングの4つの技能を判定する代表的な英語検定試験
  • GMAT:経営大学院へ入学を希望している方に向けて行われる入学適正テスト
  • SPI:企業が就職希望者を採用か判断するために、本人の人となりや能力を知るための適性検査
  • 米国公認管理会計士試験:米国公認管理会計士の資格試験
  • 外務員資格試験:国家資格である外務員の資格試験

日本の資格試験でCBTはまだまだ浸透の余地があるのが現状ですが、文部科学省は2024年から徐々に全国学力テストをCBT化していくと発表しました。

CBT化のあゆみ

全国学力テストでのCBT化は、2020年より約100校で試行を繰り返したうえで実施に至っています。
全国学力テストは、幅広い学年の子どもたちが受ける大きな試験であるため、機器の準備や使用方法の熟達度を考慮して2025年までに全国でCBT化するようです。
これにより、あらゆる教育現場でICTに対応した学習環境を整える必要性が出てきました。

海外では、中学・高校の一般的な学力テストでもCBTが採用されています。そのため、日本でも近い将来日常的に行うテストもCBT化されるのではないでしょうか。


3. CBT試験対応の今後の予測

現時点では、中学・高校・大学の入学試験でCBT化が進んでいる事例は聞こえてきませんが、CBTが導入されるのも時間の問題だといえます。
入学試験を受ける生徒のなかには、地方からわざわざ新幹線に乗って都内まで来て、試験のために数日前からホテルに泊まるケースも少なくありません。しかし、どう考えても近隣に住んでいる生徒と環境が違い、アンフェアだといえるでしょう。

しかも、体調が悪かったり天候が悪かったりして試験時間に間に合わなかった場合、いかなる理由でも不合格となってしまいます。生徒に非がないのにもかかわらず不合格となるのは、非常に理不尽です。
近年では、「大学入試のコロナ対策」が話題に上がったのも記憶に新しいのではないでしょうか。

そのような問題の解決策として挙げられているのが、入学試験のCBT化です。
実際に河合塾・駿台予備学校・atama plus社ではCBTによる試験の模擬テストが行われています。

コロナの影響もあり、1つの場所に大勢が集まる機会は今後も少なくなる傾向にあります。
あらゆる試験において、CBT化が進むのは当然の帰結と考えられます。

【事例】全国一斉テストのCBT化対応

NetSupport Schoolを活用し、全国一斉テストのCBT化にそなえた高等専門学校の事例をご紹介します。

パソコン教室を統合したり、教員画面を共有したりと「授業のクオリティを向上させる」ことが大きな目的でした。導入後はコロナをきっかけとしたBYODの促進、全国一斉テストのCBT対策など、変化する授業形式への対応にご活用をいただいています。ソフトウェアの活用を通して学生の学びを継続して促進されていることに加え、教員の方から使い勝手に関する良い評価もいただいております。

導入事例:「演習授業の教室でNetSupport Schoolを活用 全国一斉テストのCBT対応など変化する授業形式に対応


4. ICT教育とCBT化の課題

ICT教育とCBT化の課題

ICT教育は今後日本でも広まっていくと考えられていますが、良い点ばかりではありません。
ICT教育とCBT化には3つの大きな課題があります。

まず1つ目は、ICT機器の準備にかかる手間とコストです。
これまでの授業でパソコンやタブレットを使う場合は、1人1台用意せずとも問題はありませんが、CBTが導入されると1人1台端末を用意する必要があります。
1人あたり最大4.5万円ほどの費用がかかるため、多くの生徒を抱える学校ではかなりの費用負担が発生します。

また、機器の保管や故障の際の修理対応など、教員の作業負担が増えます。
機器に弱い教員であれば対応する際に時間を要するので、労働時間にも影響を及ぼすでしょう。

2つ目は、生徒のタイピングの速さが解答にも影響する点です。
CBT化が進むと、テストの回答を入力するのはパソコンやタブレットのキーボードを使用して行います。
普段からパソコンやタブレットを日常的に使用している生徒はキーボードを打つのが速いですが、慣れていない生徒は打つだけでかなり時間を要します。
筆記に比べて、タイピングは個々の技術力の差が生まれやすいので、回答とは関係ない部分で合否が決定されてしまう可能性があるのです。

また、タイピング以外にも、そもそもの機器の利用方法をしっかり理解しているか否かで回答スピードに差がついてしまいます。
本当の実力を発揮できない生徒がでてこないように、対策を練らなくてはなりません。

3つ目は、CBT化によって公正なテスト環境が整えられない可能性がある点です。
CBT化には時間や場所にとらわれずにテストを行えるといったメリットがありますが、試験監督や教員がいない場所でのテストとなると、公正なテストができない可能性があります。

生徒一人ひとりがどのような状況で受けているのか、監督する方法を考えなくてはいけません。


5. ICTに対応する学習環境の整え方

ICT教育が広まっていくとともに、生徒や教師のネットに対する知識や技術の差が生まれやすいのが現状です。CBT化において個人の学力が正当に評価されないという問題にもつながるので早急な対処が必要です

そのような問題を解決するためには、誰でも使いやすい便利なソフトを導入するといいでしょう。

株式会社ワイドテックが提供している「NetSupport School」は、ICTに対応する学習環境をサポートする授業支援ソフトウェアです。

NetSupport Schoolには以下のような機能が備わっています。

先生側の主な機能

機能名 内容
画面共有機能 ・生徒たちのパソコン画面を一覧で表示
・先生の画面を生徒たちに一斉配信
・先生と生徒の画面の配信や録画
リモートコントロール機能 ・生徒の端末を一斉にON・OFF、再起動
・生徒の端末のログイン・ログアウト
・ウェブサイトのアクセス制限
・ウェブサイトやアプリをリモートで起動
ファイル管理機能 ・ファイルの一斉配布、データの回収
・ファイルやフォルダのコピー・消去
・ファイルの共有
進行サポート機能 ・生徒の出席確認
・生徒たちに一斉メッセージ配信
・アンケート機能
・ホワイトボード(ペン・画像・図形使用可能)

生徒側の主な機能

機能名 内容
ヘルプ機能 ・生徒から先生にむけてヘルプを送れる
接続承認機能 ・先生からの接続を承認制にする

CBT化の課題である公正なテスト環境の構築のために、リモートコントロール機能を活用できます。
生徒がテスト中に別のサイトを閲覧しないように制御できるため、公正な環境を整えられるのです。

また、ライセンス費用は1ユーザーあたり3,548円(税込)となっています。ライセンスは買い切り型で、一度購入すれば永続利用することができます。他社と比べても各段に費用がかからないので、コストを気にしている方におすすめのソフトウェアです。

ZoomやTeamsとはここが違う!パソコン室・ラボ室・演習室といったリアルな教室での授業を支援する機能が豊富であることが特長の「NetSupport School」。国内他社のリアル教室での授業支援ソフトとの機能比較はこちらからぜひご覧ください。
リモートコントロールに優れた「NetSupport School」と他社製品の機能比較


6. 【まとめ】学習環境の改善のために便利なソフトを導入してみよう!

【まとめ】学習環境の改善のために便利なソフトを導入してみよう!

ICT教育は、日本でも今後必ず広まっていく教育方針です。
そのなかでもCBT化は公的なテストで利用されつつあるので、教育現場では対応できる学習環境を整えなくてはいけません。

CBT化の課題として、個人個人の技術力の差と、公正な学習環境を確保できるかという大きな課題があります。この課題を解決するためには、便利な授業支援ソフトを利用するのが効率的です。

NetSupport Schoolは、ICT教育のさまざまな課題を解決するためのサービスを提供しており、誰でも簡単に使用できるのが魅力です。
ICT教育やCBT化に不安をお持ちの方は、ぜひNetSupport Schoolの導入をご検討ください。
NetSupport School 30日間無料体験版のダウンロードはこちら


7. ICTの導入にまつわるQ&A

Q.ICTやCBTに対して不安感を抱いている教員に対してどのように配慮すべきか。
A.どんなに簡単な仕事でも、不安や苦手意識を持っている方にとっては大きなストレスがかかります。
何が不安なのか話を聞いて寄り添い、改善策を一緒に考えてあげるようにしましょう。

Q.ネットトラブルに関する保護者の不安にどのように対応すべきか。
A.ネットトラブルに対してどのように対処しているのか、事前に保護者と確認する機会を設けるといいでしょう。共通理解を図ると、不安を取り除くことができます。

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NetSupport ManagerV12.8とV14の接続方法/トラブルシューティング

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NetSupport ManagerV12.8とV14の接続方法/トラブルシューティング

公開日:2023/02/28   更新日:2024/02/06


旧バージョンとの互換性は接続方法など条件によって異なっております。
このページでは、お問い合わせを頻繁にいただくNetSupport ManagerV12.8とV14の接続についてご案内いたします。

<ご案内する接続ケース>
・クライアント・・・V12.8(ライセンスを購入)
・コントローラー・・・V14(無料お試し版)

このケースでは接続方法(LAN接続・ゲートウェイ接続)によって対応が異なります。


1.LAN接続の場合

クライアントへの TCP 接続のトラブルシューティング方法

TCP を使用して直接 LAN/WAN 経由でコントロールからクライアント マシンに接続しようとすると、「クライアントが応答しないという 1704 エラー」が表示される場合があります。

これは、2 台のマシン間に通信の問題があることを意味します。クライアントとコントロールが相互に通信できるかどうかを診断する必要があります。コントロールからクライアントマシンへの2つのテストを実行することをお勧めします。

1-1: pingテストの実行
1-2:PowerShell Test-NetConnection.コマンドで確認

1-1: ping テストの実行

コントロールマシンで、コマンドウィンドウを管理者として実行し、ping に続けて通信先のマシンのIPアドレスを入力します。

たとえば、ping 10.20.10.38

遠隔授業に役立つシステム

コントロール マシンからクライアントに送信されたパケットが受信されているかどうかを知らせる応答を受け取ります。ping が成功すると、すべてのパケットが受信されたことが示されます。これが失敗した場合、これは、解決する必要があるコントロールとクライアントマシン間に接続の問題があることを示唆しています。

1-2: PowerShell Test-NetConnection. コマンドで確認

PowerShell を使用してポートが使用可能かどうかをテストします。クライアントがリッスンしているポートが開いているかどうかを確認するには、PowerShell のTest-NetConnection コマンドを使用できます。

PowerShell を開き、Test-NetConnection -ComputerName -Portの後に、クライアントがリッスンしているマシンの IP アドレスとポートを入力します。

Test-NetConnection -ComputerName 10.20.10.38 -Port 5405

接続が成功すると、「TCPTestSucceeded: True」と表示されます。

遠隔授業に役立つシステム

上記が失敗した場合、クライアントがポート5405で使用できないことが確認されます。これの一般的な理由は、次のいずれかに関連している可能性があります。

– ポートをブロックしているファイアウォール
– クライアントが実行されていない
– クライアントが別のポートで実行するように構成されている


2.ゲートウェイ接続の場合

ゲートウェイクライアント接続のトラブルシューティング

インストール後にNetSupport Managerクライアントがゲートウェイ (NetSupport 接続サーバー) に接続できない場合、これらの問題をトラブルシューティングするために実行できるいくつかの手順があります。

ゲートウェイがクライアントマシンと同じローカルネットワーク上で内部的にホストされている場合、またはゲートウェイを使用してリモートネットワーク上の外部クライアントが接続できるようにする場合の両方のシナリオで、同じ手順に従うことができます。このページの例では、公開ゲートウェイを使用しています。

注: クライアント構成でゲートウェイ接続の詳細を既に構成していることを前提としています。

Gateway のトラブルシューティング

Gatewayに現在接続されているクライアントを確認するには、システムトレイのGateway Serverアイコンを右クリックし、 [開く]を選択します。

遠隔授業に役立つシステム

NetSupport Connectivity Serverコンソールが表示され、現在接続されているクライアントが [クライアント] タブに一覧表示されます。

遠隔授業に役立つシステム

クライアントがゲートウェイに接続していない場合、接続する必要がある場合は、次の点を確認できます。

2-1:ゲートウェイ ログ ファイル

ゲートウェイサーバーは、ゲートウェイに対して行われたすべてのクライアント接続のログファイルを保持します。GatewayログファイルはGW00x.logという名前で、サーバーマシンのC:\Program Files (x86)\Common Files\NSL\Connectivity Serverに保存されます。ログファイルが特定のサイズに達すると、新しいログファイルが作成されます。必ず最新のファイルを開いてください。

クライアントがゲートウェイに接続できたが、ゲートウェイが何らかの理由で接続を拒否した場合、クライアントPC名に対してこのファイルに記録されます。クライアントPC名が記載されていない場合は、クライアントがサーバーに接続していないことを示します。

2-2:ゲートウェイ テスト ページ

ソフトウェア内にゲートウェイテストページがあり、マシンがゲートウェイと通信できるかどうかを確認するために使用できます。これをテストするには、ゲートウェイに接続していないクライアントマシンでWebブラウザを開き、次のアドレスに移動します。

http://8.8.8.8:443/testpage.htm

注: 上記のURLの「8.8.8.8:443」セクションは一例であり、ゲートウェイサーバーがリッスンするように構成されているIPアドレス/ホスト名とポートに一致するようにこれを変更する必要があります。

接続に成功すると、次のページが表示されます。

遠隔授業に役立つシステム

クライアントマシンから上記のURLにアクセスできない場合は、マシンが指定されたアドレス/ポートでサーバーとの通信に問題があることを示しています。

2-3:PowerShell Test-NetConnection テスト

上記のテストページにアクセスできない場合は、サーバーがリッスンするように構成したポートで、ゲートウェイサーバーコンピューターに対して PowerShell Test-NetConnectionテストを実行できます。これにより、クライアントマシンがこのポートでサーバーと通信できるかどうかが確認されます。

クライアントマシンからPowerShellを開き、Test-NetConnection -ComputerNameに続けてゲートウェイマシンのIPアドレス、-Port 、ゲートウェイがリッスンしているポートを入力します。

たとえば、Test-NetConnection -ComputerName 10.20.0.128 -Port 443

上記のコマンドは一例であり、ゲートウェイサーバーに合わせてIPアドレスとポートを変更する必要があります。

接続が成功すると、「TCPTestSuceded: True」と表示されます。

Test-NetConnectionテストで応答を受信できない場合は、ゲートウェイ サーバーのポートを何かがブロックしている可能性があることを示しています。Test-NetConnection True応答を受信できるが、ゲートウェイ テスト ページにアクセスできない場合は、別のサードパーティプログラムが指定されたポートを使用していることを示している可能性があります。

NetSupportのサポート提供対象は最新バージョンを原則としており、異なるバージョン間の接続については動作保証を行っていないため、無料バージョンアップ権が付帯する「年間保守」(1ライセンスあたり最大1,060円/年)のご契約をお勧めしています。

年間保守契約については、こちらでご案内しています。

※年間保守をご契約されていないか終了されている場合、再契約を行うことでバージョンアップ権を取得することができます。再契約についてはお問い合わせください。

本ページは、NetSupport本社が提供している情報を元に公開しております。それぞれ、以下のページでご覧いただけます。

How to troubleshoot TCP connections to a Client (#1704)

Troubleshooting NetSupport Manager Gateway Client connections


製品版と同じ機能を30日間自由にお試しいただける「無料体験版」を公開しています。
お気軽にダウンロードしていただき、設定や操作方法をご確認ください。


遠隔授業に役立つシステムとは|
教育現場に導入が欠かせない理由も説明

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教育現場に導入が欠かせない理由も説明

遠隔授業に役立つシステムとは|
教育現場に導入が欠かせない理由も説明

公開日:2022/06/28   更新日:2024/02/06


遠隔授業に役立つシステムとは|教育現場に導入が欠かせない理由も説明

遠隔授業はオンラインで行われる授業形態で、近年注目度を高めています。遠隔授業の仕組みを活用すれば、場所を問わずに授業を受けられます。「交流の幅を広げる」「個々の状況に合わせた教育ができる」などもメリットです。

遠隔授業は、今やどの教育現場でも実施するべき手法といえます。効率的な実施のためには、機器の準備だけでなく遠隔授業システムの導入が必要です。

本記事では、遠隔授業やシステム導入について詳しく解説します。


1. 遠隔授業の目的とは

遠隔授業の目的

遠隔授業とは、PCやタブレットなどの端末を使って、オンラインで行われる授業・講義の形態です。「オンライン授業」とも呼ばれます。

遠隔授業は、文部科学省が推進している教育手法のひとつです。近年の急速な少子化や過疎化により、地方では小規模校の増加や、教育施設の減少が起こっています。そのため、都市部と地方での教育ギャップが起こりやすい状態です。

また、事情により通学が困難な生徒に対しても、適切な教育を実施できるような仕組みも求められています。

遠隔授業は、インターネット環境やPCなどの設備が整っていれば、場所を問わずに授業を受けることが可能です。そのため教育ギャップの解消や、通学が難しい生徒への教育を可能にする手段として、近年注目度を高めています。

遠隔授業はコンピューター室以外での実施や、学校外の人との交流、さらには個々の状況に合わせた教育の実施が可能です。遠隔授業のメリットについて詳しく解説します。

コンピューター室以外の教室でも授業が可能

遠隔授業は、インターネットや設備などの環境が整っていれば、コンピューター室以外の教室でも授業が可能です。

従来の教育現場において、PCを使用する授業はコンピューター室で実施するのが一般的でした。インターネット環境や端末などの設備機器が十分に揃っている一方で、一度に利用できる人数が限られている点がデメリットといえます。

遠隔授業のシステムを導入すると、それぞれのクラスの教室などコンピューター室以外でも授業が可能です。また、プロジェクターやスクリーンを用意すれば、ひとつの教室で一度にたくさんの生徒が遠隔授業を受けられます。各教室に必要な機器を用意すれば、複数の教室で同じ遠隔授業につなぐこともできます。

従来のようにPCを使用した授業はコンピューター室で行い、それ以外の遠隔授業はそれぞれのクラスなど普通の教室で実施すれば効率的です。PCを使った教育手法の幅が、コンピューター室以外にも広がります。

学校外に居る方との交流や学習が可能

遠隔授業を取り入れることで、学校外に居る方との交流や、外部の方に講師を依頼した教育の実施が可能です。

異なる生活習慣を有する人や別のコミュニティに属する人との交流は、新たな学びを得る大きなチャンスです。しかし、学校に通って授業を受けるだけでは、日々の生活で接する人の範囲がどうしても限られてしまいます。学校側で交流の機会を設けるのも、コストや準備などの面から難しいです。

そこで、遠隔授業を取り入れるとほかの学校の生徒たちと同じ授業を受ける、外部との交流機会を設けるなどの使い方ができます。

また授業のために移動する必要がないため、外部の専門家による特別学習の実施もしやすいです。実際に学校で実施する授業のように、スケジュール調整や教室準備などの手間が発生しません。一部の学校で対面授業を実施、ほかの学校は遠隔授業で参加するといった方法もできます。

個々の状況に合わせた教育が可能

遠隔授業の仕組みを活用すれば、個々の状況に合わせた教育が可能です。

PCなどの端末を利用して受ける遠隔授業なら、レベルに関係なく集められた生徒が、同じ教室・同じペースで授業を受けるという必要がありません。自宅のPCから自身のレベルに合った授業を受ける、遠方の学校で実施される専門的な授業に遠隔で参加するなどの方法を実施できます。

教育ギャップやトラブルが起こる原因として、主に以下の3点が挙げられます。

  • 都市部と地方における教育施設の数・質の違い
  • 事情により学校に通えず授業を受けられない
  • 教室で授業に追いつけず遅れてしまう・簡単に感じてしまい退屈になるなど、ペースが合わない

遠隔授業なら、特定の学校のみで行われる授業にもオンラインで参加が可能です。また、周囲に合わせるのが難しい、学校に通えないなどの事情を抱えた生徒でも、個別で無理なく授業を受けられます。


2. 遠隔授業に役立つシステムとは

遠隔授業に役立つシステム

遠隔授業はインターネット環境とPCだけでなく、非対面でも十分なコミュニケーションができる機能や、効率的な授業を可能にする機能などが必要です。

遠隔授業に必要な機能として、以下の例が挙げられます。

  • 生徒の出席管理:生徒の出欠を確認するために必要
  • 生徒の端末を遠隔でコントロールする機能:遠隔コントロールの機能があれば、端末の操作が苦手な生徒でも授業に追いつけるようサポートできる
  • 生徒の端末操作状況の管理:生徒のディスプレイ画面を表示することで、しっかり授業を受けているか、操作が追いついているか確認できる
  • 画面の録画:授業内容の確認や復習に便利
  • 教材やファイルの配布:必要な教材などを複数生徒に一括で配布できる

効率的な遠隔授業を実施するためには、システムを導入するのが便利です。

教育現場にシステムの導入が欠かせない理由

オンラインでのやり取りは、最低限インターネット環境とPCがあれば実施できます。そのため、遠隔授業もこれらの機器さえあれば実施できるとイメージしがちです。しかし、実際には教育現場への遠隔授業システムの導入は必要不可欠といえます。

遠隔授業では教師が生徒の様子を直接見ることができないため、授業に必要な準備などを全生徒が確実に行える仕組みが必要です。そのためにはオンライン取引に必要な最低限の機器だけではなく、前項で紹介したような機能が必要です。必要な機能をすべて揃えるのは、決して容易ではありません。

遠隔授業システムには必要な機能が十分に揃っています。ひとつのシステムのみで、授業に関する作業や管理のすべてが実施可能です。効率や確実性が求められる教育現場には、最小の労力で最大の成果を出せるような工夫が必要です。

遠隔授業を行うのに必要になる機器

遠隔授業を行うために必ず必要な機器・設備として、インターネット環境とPC・タブレットなどの端末が挙げられます。しかし効率的・効果的な遠隔授業を行うには、ほかにもさまざまな機器が必要です。

遠隔授業のために用意したい機器と必要な理由を解説します。

  • カメラ:端末に内蔵されているケースが多いですが、教師・講師側は広い範囲を映せるよう、別途カメラを用意すると便利です。授業を受ける生徒側は、端末に内蔵されたカメラのみでも基本的には問題ありません
  • マイク:聞き取りやすい音声のためには、ある程度の性能を持つ外付けタイプのマイクが役立ちます。生徒側はマイクがなくても基本的には問題ありません
  • スピーカー:スピーカーがあると、質の良い音声を大きめのボリュームで流せます
  • 大型ディスプレイ・プロジェクター:生徒が一箇所に集まって授業を流すなら、ディスプレイやプロジェクターが必要です

3. 遠隔授業にはNetSupport Schoolがおすすめ !

遠隔授業にはNetSupport Schoolがおすすめ !

遠隔授業システムの導入なら、NetSupport Schoolがおすすめです。

NetSupport Schoolは、教育現場のニーズを満たしたシステムで、あらゆる学習スタイルをサポートします。出席確認や課題配布など、授業ごとに発生する煩雑な作業を効率化し、負担を最小限にします。自動で採点できるテスト機能や、質問や回答を自由に設計できるアンケート機能など、学びの効果を向上させる機能も豊富です。

買い切り型ライセンス体系で、導入・運用コストを無理なく抑えられます。年間保守契約も用意しており、安心してシステムを使い続けていただける仕様です。

また、NetSupport Schoolの特別な強みとして、以下の2点が挙げられます。

  • 遠隔授業に必要な機能が揃っている
  • PC教室・情報処理教室などの運営管理も可能

それぞれ詳しく解説します。

遠隔授業に必要な機能が揃っている

システムには遠隔授業に必要な機能が揃っています。特に便利な機能としては、以下の内容が挙げられます。

  • 出席確認:先生から生徒の端末に対して出席確認
  • リモートコントロール:ファイル転送・チャット・アプリ起動などのリモートコントロール
  • 端末の画面録画:デスクトップ画面を動画で記録
  • 画面配信:先生の端末画面を生徒に配信
  • リモートでの電源操作、アプリの起動制御:端末の電源ON・電源OFF・再起動、先生が許可したアプリ以外の起動制限など

明治学院大学経済学部様のとあるゼミでは、実験に際して、先生側が一度に数十台のパソコンを遠隔操作する必要がありました。前述したようにNetSupport Schoolには遠隔操作機能が充実しているため、端末制御の一斉処理の効果を実感したそうです。

このように実際に利用している方から、機能に関する高評価をいただいています。

PC教室・情報処理教室などの運営管理も可能

NetSupport Schoolは遠隔授業の実施時だけでなく、従来のようにPC教室・情報処理教室などで行う授業の運営管理も可能です。

PC教室のように複数台のPCが設置された部屋では、すべてのPCに必要な教材やシステムを用意する必要があります。一台ずつ準備を行おうとすると、相当の時間と手間がかかります。

NetSupport Schoolには複数生徒端末へのファイル配布や、生徒端末のデスクトップ画面を一覧表示する機能など、PC教室などで行う授業に便利な機能が揃っています。そのため、教室の運営管理にも便利です。

大阪大学社会経済研究所様では、かつて教材プログラムを、一台ずつUSBメモリを挿し込んで配布していました。この作業を非常に煩雑だと感じていたそうです。

システム導入後は、教材の配布作業に費やしていた時間を、実験のための有意義な時間に割り当てられるようになったと実感いただけたそうです。



4. まとめ

まとめ

遠隔授業はインターネット環境とPCなどの端末さえあれば、場所を問わず自由に授業を実施できます。教育ギャップの縮小や、個々の状況に合わせた授業の実施などが可能な教育手法です。

遠隔授業には出席確認や教材配布など、さまざまな機能が必要です。遠隔授業に必要な機能を確実に用意するためには、教育現場における遠隔授業システムの導入が欠かせません。また、機器で最低限必要なのはPCのみですが、カメラやマイクなども揃えるのが理想です。

NetSupport Schoolは教育現場のニーズを満たした、あらゆる学習スタイルをサポートできる遠隔授業システムです。必要な機能が十分に揃っているだけでなく、PC教室・情報処理教室などで行う授業の運営管理にも役立ちます。実際にシステムを利用しているユーザー様からも高評価をいただいています。

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リモートメンテナンスとは|遠隔で対応する方法と導入のメリットや課題を解説

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リモートメンテナンスとは|遠隔で対応する方法と導入のメリットや課題を解説

公開日:2022/05/19   更新日:2024/02/01


リモートメンテナンスとは|遠隔で対応する方法と導入のメリットや課題を解説

新型コロナウイルスの感染拡大によって、リモートワークを取り入れる日本企業が多くなりました。こうした変化の中で注目されるようになったのが、「リモートメンテナンス」です。

この記事では、「リモートメンテナンスとは何か」という基礎知識から活用例、課題、導入方法まで幅広くお伝えします。リモートメンテナンスの実現に役立つソフトウェアも紹介するので、ぜひご覧ください。


1. リモートメンテナンスとは

リモートメンテナンスとは

リモートメンテナンスとは、ネットワーク経由で遠隔地から機器設備やシステムをメンテナンスすることです。現地作業を前提としていた従来のメンテナンス業務をリモート化することで、オフィスや自宅から予防保守やトラブル対応が可能となります。

ここでは、リモートメンテナンスの必要性やできること、活用例などを紹介します。

リモートメンテナンスの必要性と普及している理由

昨今では、幅広いビジネスでリモートメンテナンスが必要とされています。その主な理由は、次の2つです。

リモートワークの重要性が高まっているため
新型コロナウイルスの感染拡大や働き方改革の推進などにより、日本のビジネスにおけるリモートワークの重要性は高まっています。メンテナンス業務でもリモートワークを実現するための有力な手段として、リモートメンテナンスが注目されているのです。

顧客との接触がないリモートメンテナンスでは、感染症のリスクを軽減できる上に、移動などの無駄をなくして業務を効率化できます。リモートメンテナンスは、従来のメンテナンス業務が抱える課題を解決できる手段といえるでしょう。

ビジネスのIT化が進んでいるため
今やビジネスでは様々なITソリューションが普及しており、業種を問わずIT化が進んでいます。ビジネスでITの利用が容易となったことで、ITの利用を前提としたリモートメンテナンスも導入しやすくなっているのです。

たとえば、昨今の製造業では「ファクトリーオートメーション(工場の自動化)」が普及し、ITシステムにより製造ラインを自動制御する工場が増えています。こうしたITシステムにリモートアクセスできるソリューションを活用すれば、機器設備のリモートメンテナンスが可能です。

リモートメンテナンスでできること・できないこと

リモートメンテナンスの導入によって、従来のメンテナンス業務では不可能だったことも可能になります。とはいえ、リモートだからといって何でもできるわけではありません。リモートメンテナンスでできること・できないことを押さえておきましょう。

リモートメンテナンスでできることは、主に次の4つです。

  • 稼働状況の監視
  • 障害発生時の調査
  • 起動や停止などの制御
  • システムの更新

ネットワーク経由で現地の管理システムにアクセスすることで、機器設備の稼働状況を監視できます。また、システムのログなどから情報収集すれば、障害発生時の原因調査も可能です。加えて、遠隔地から起動・停止などの命令を送信することで、現地のサーバーや端末を制御できるほか、設定ファイルやパッチファイルを転送して、遠隔地のシステムを更新することも可能です。

反対に、リモートメンテナンスでできないことは、主に次の2つです。

  • 部品交換などの物理的な修理
  • システム管理下にない機器設備の監視・制御

破損した部品の交換など、物理的な修理はリモートメンテナンスでは行えません。また、システムで管理されていない機器設備の監視や制御も不可能です。

リモートメンテナンスの導入活用例

昨今では、リモートメンテナンスサービスの導入により、リモートメンテナンスを取り入れやすくなっています。ここでは、企業の事例を3つご紹介します。

ソフトメーカー
あるソフトメーカーでは、リモートメンテナンスサービスによりカスタマーサポートをリモート化しました。それにより、サポートスタッフが現地に出向く負担を大幅に軽減でき、新製品リリース直後の問い合わせが急増した場面でもスムーズに対応できるようになりました。

病院
ある病院では、リモートメンテナンスサービスにより電子カルテや電子処方箋システムの保守作業を、リモート化しました。その結果、作業効率が向上したのはもちろん、遠隔地からスタッフの作業状況や不審者の有無をチェックできるようになりました。

飲食チェーン店
ある飲食チェーン店では、リモートメンテナンスサービスにより店内・厨房の映像を記録し、リモートでチェックできる仕組みを構築。それにより、遠隔地からオペレーションのミスや不正を検出できるようになり、本部担当者の負担軽減につながりました。


2. リモートメンテナンスを行うメリット

リモートメンテナンスを行うメリット

リモートメンテナンスを行うメリットは、主に次の3つです。

メンテナンス業務の高速化
現地への移動に費やしていた多くの時間が不要となるため、メンテナンス業務の高速化が期待できます。たとえば、トラブルの連絡を受けた場合でも、オフィスにいながら素早い対応が行えます。緊急時にも迅速なサポートを提供できるため、顧客満足度の向上につながるでしょう。

作業員の負担・リスクの軽減
現地への移動が不要となるため、作業者の大幅な負担軽減が期待できます。また従来の現地作業では、怪我や感染症のリスクも少なからず存在します。その点リモートメンテナンスでは、オフィスや自宅での作業が可能なため、こうしたリスクの軽減も可能です。結果として、従業員満足度の向上や離職率の低下につながるでしょう。

経費の削減
交通費や宿泊費といった経費を削減できます。通常は、遠方の顧客対応だと交通費も増大してしまいます。また、深夜にトラブル対応が入ると帰宅が難しくなり、宿泊費も発生するでしょう。その点、現地への移動をともなわないリモートメンテナンスなら、交通費や宿泊費が増大することはありません。


3. リモートメンテナンスを行うデメリットと導入の課題

リモートメンテナンスを行うデメリットと導入の課題

リモートメンテナンスには、デメリットや導入時の課題もあります。具体的には、次の2つです。

セキュリティ対策に労力がかかる
ネットワークを介したやり取りが発生する以上、盗聴などのセキュリティリスクは避けられません。サイバー攻撃により機器設備やシステムの情報が漏えいすれば、企業の信頼は失墜します。こうした事態を防ぐためには、確かなセキュリティ対策が必要不可欠です。しかし、通信の暗号化やファイアウォールの設定など対応項目が多く、社内だけで対応するには相当な労力を要するでしょう。

環境導入のハードルが高い
リモートメンテナンスを実現する上で、IoT端末を導入して機器設備と接続する必要があります。それに加えて、オフィスと現場で情報共有するためのネットワークシステムも構築しなければなりません。このような環境を実現するためには、専門的な知識を持つ人材が必要不可欠です。また、それなりの初期費用を覚悟しなければならず、導入のハードルは高いといえます。


4. リモートメンテナンスを行うための導入方法

リモートメンテナンスを行うための導入方法

リモートメンテナンスを導入する方法は、大まかに次の3ステップです。

①リモートメンテナンスの導入計画
リモートメンテナンスの導入には、それなりの期間・要員が必要です。また、顧客先サーバーへのソフトウェアのインストールなど、社内だけでは完結しないタスクも発生します。従来のメンテナンス業務への影響を最小限にするために、顧客や関係者と情報共有しながら導入計画を立てましょう。

②ハードウェア・ソフトウェアの選定
リモートメンテナンスを実現するためのハードウェアやソフトウェアには、様々な製品・サービスがあります。対象の機器設備やセキュリティ性などを考慮して、適切なものを選定しましょう。

③ハードウェア・ソフトウェアの導入
選定したハードウェアやソフトウェアを実際に導入し、必要な設定などを実施します。前述の通り社内だけでなく、顧客先での環境構築も必要となるでしょう。導入後には、稼働上の問題がないかのチェックも欠かせません。

リモートメンテナンスの仕組み

リモートメンテナンスを導入する上で、まずはその仕組みを理解しておきましょう。

前述の通り、リモートメンテナンスの実現には、IoT端末やネットワークシステムが欠かせません。機器設備の情報をIoT端末により収集し、ネットワークシステムを介してオフィスへ伝達します。障害対応などの際には、オフィスからネットワークシステム経由で機器設備やシステムを制御することになります。

リモートメンテナンスにはソフトウェアの使用がおすすめ

リモートメンテナンスの実現にあたって、ネットワークシステムを独自に構築する場合、人件費や工数の増大は避けられません。また、専門知識を持つエンジニアの確保といった課題もあります。企業がコストを抑えてスムーズにリモートメンテナンスを導入するなら、ソフトウェアの使用がおすすめです。

遠隔地の機器設備をリモートで管理・操作するためのソフトウェア製品は、増えています。多くの製品では導入サポートも受けられるため、人材の確保などに頭を抱えることなくリモートメンテナンスを導入できます。


5. リモートコントロールが可能なソフトウェア「NetSupport Manager」

リモートコントロールが可能なソフトウェア「NetSupport Manager」

リモートメンテナンスを実現する上で、特におすすめは「NetSupport Manager」です。リモートコントロールを可能にするソフトウェアで、遠隔地にある多数のパソコン・サーバーを一元的に管理・操作できます。インターネットからリモートアクセスするための機能も標準搭載されており、在宅ワークにも対応可能です。

またモバイルアプリもあるため、外出先でもスマートフォンからリモートメンテナンスが行えます。作業員の負担を大幅に軽減できる、有力なソリューションといえるでしょう。

NetSupport Managerの機能

NetSupport Managerは、リモートメンテナンスに役立つ機能が充実しています。主な機能は、次の4つです。

モニタリング
縮小画面で全てのリモート端末をモニタリングできます。ハードウェアやソフトウェアの詳しい情報もワンクリックで表示でき、日々のメンテナンス業務の効率化につながります。

電源管理
リモート端末の起動や停止を遠隔地から行えます。作業員が手作業で電源管理する必要がなくなります。

ファイルの転送・配布
リモート端末にファイルを転送・配布することも可能です。ファイル数・端末数が多くても簡単な操作で一括転送ができ、保守作業が容易となるでしょう。

双方向チャット
遠隔地の作業員と、テキストや音声により手軽に会話が行えます。

NetSupport Managerの導入事例、お客様アンケート

NetSupport Managerは、業種を問わず多くの企業に導入されています。まずは3つの業種における事例をご紹介します。

A社(流通業)
流通業のA社は、全国に60以上のチェーン店を展開しています。同社は、チェーン店におけるPOSシステムなどの保守管理を効率化するために、NetSupport Managerを導入しました。その結果、全国各地へ移動せずともシステムを保守できるようになり、対応速度の向上や担当者の負担軽減に成功しました。

B社(情報通信業)
情報通信業のB社は、企業向けに管理システムを提供しています。同社は、トラブル発生時の訪問による負担を軽減するために、NetSupport Managerを導入しました。結果として、コロナ禍でも遠隔地から障害対応が行えるようになり、移動や宿泊にかかっていたコストを大幅に削減することに成功しました。

C社(製造業)
製造業のC社は、ファクトリーオートメーション(FA)により大規模な工場を自動稼働しています。同社は、FAに必要となる各端末の起動・停止や障害対応をリモート化するために、NetSupport Managerを導入しました。それにより、広い敷地を移動せずとも端末の制御や障害対応が可能となり、業務効率化や担当者の負担軽減に成功しました。


また、お客様アンケートでは特に「費用対効果の高さ」を評価いただいています。

大手電機メーカーでクライアント画面の監視に活用
リモートで障害を検出し、インターネットを介してリモートアクセスに活用。KVMを使用せずにクライアント画面を監視できる点をメリットに感じ、Windows RDPからスイッチ。時間と費用の両方を節約に加え、柔軟な機能と使いやすさが非常に優れたパフォーマンスを発揮。

総合医療センターで施設内の端末監視に活用
700人以上の医療専門家を要する総合医療センターで、センター内に広く点在するパソコンへのリモート接続に活用。導入だけではなく、操作が簡単で、時間の節約によって生産性が向上しコスト削減につながる。

電力会社でリモートコントロールに活用
複数の機器をポーリングによって制御しており、それを実行するワークステーションの監視と制御にNetSupport Managerを使用。マシンをマルチタスクで扱えることに加え、問題があるマシンの検出とその対応をリモートで実行できる点、製品の速度と使いやすさを評価。

全てのアンケートはこちらからご覧いただけます。「NetSupport Managerお客様アンケート


6. まとめ

まとめ

リモートメンテナンスとは、機器設備やシステムをネットワーク経由で遠隔地からメンテナンスすることです。メンテナンス業務をリモート化できる有力な手段であり、コロナ禍のリモートワーク普及やビジネスのIT化により注目されています。

ただし、リモートメンテナンスの実現には、ネットワークシステムの構築など、多くの対応項目を実施する必要があります。そこで、ソフトウェア「NetSupport Manager」がおすすめです。遠隔地にある多数のパソコン・サーバーを一元的に管理・操作でき、幅広い業種のメンテナンス業務を容易にリモート化できます。

コストを抑えてスムーズにリモートメンテナンスを実現したい方は、ぜひ「NetSupport Manager」を導入してみてはいかがでしょうか。

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総務省「テレワークセキュリティガイドライン」を押さえたリスク対策

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総務省「テレワークセキュリティガイドライン」を押さえたリスク対策

公開日:2022/04/13   更新日:2024/02/05


総務省「テレワークセキュリティガイドライン」を押さえたリスク対策

2020年のコロナ禍以降、多くの企業においてテレワークの導入が推進されました。利便性が高い反面、テレワークの導入・運用を安全に行うためには、セキュリティ対策が必須です。

この記事では、セキュリティの考え方を紹介すると共に、セキュリティリスクや事故例についても解説します。さらに、セキュリティ対策に役立つ便利なツールも紹介するので、安全性で課題を感じているという方はぜひ参考にしてみてください。


1. テレワークセキュリティガイドライン(総務省)

テレワークセキュリティガイドライン(総務省)

社会でテレワーク需要が高まる中、総務省は2021年5月に「テレワークセキュリティガイドライン(第5版)」を策定しました。このガイドラインの目的は、企業などのテレワークの導入に際し、セキュリティ面における不安を解消することにあります。なお、記載されているのは主に以下のような内容です。

  • テレワークにおける検討課題
  • テレワーク方式の整理、解説
  • セキュリティ対策の整理、解説
  • トラブル事例と対策

上記のうち、「テレワークにおける検討課題」に関する項目では、導入にあたって取り組むべき対策や、「経営者」や「勤務者」などそれぞれが担うべき役割などが示されています。また、「トラブル事例と対策」に関する項目では、具体的なトラブル事例に基づいた上で、セキュリティ上の留意点や、対策などを示しています。次の項目では、セキュリティ面でのリスクと対策を中心に解説していきます。

参考:総務省【テレワークにおけるセキュリティ確保


2.セキュリティ対策の考え方

セキュリティ対策の考え方

企業としての情報を守るためにも、テレワーク環境下では、以下3つのセキュリティ対策を講じることが重要です。なお、総務省が公表している「テレワークセキュリティガイドライン(第5版)」においても、以下の項目に対する解説は記載されています。

  • ルール
  • 技術

セキュリティ対策では「攻撃されやすいポイントが、全体のセキュリティレベルの水準になる」という性質があるため、全体的な底上げを図ることが大切です。以下の項目では、上記3つの項目に関する特徴や対策方法について解説します。

ルール

テレワークのセキュリティ対策を行う上で、初期段階でのルール策定は重要です。ルールがない状態では、社員によって対応に違いが出てしまうためです。また、セキュリティ問題を適切に解消するには専門性が問われるため、場当たり的な対応は非効率的でもあります。万が一、トラブルへと発展した場合、企業として損失が出る可能性もあるでしょう。

そのため社員が守るべきルールを作成し、規定に沿って作業を行うことで、安全に仕事が進められる環境を作ることが大切です。ルールを守るための対策方法として、基本方針や実施手順などが明記されたガイドラインを、自社独自に作成すると良いでしょう。ガイドラインで改訂すべき箇所が発生した場合、その都度版を重ねていけば最新のルールを社員が常に共有できます。

また、プライバシーマークやISMS(ISO27001)の取得も有効です。プライバシーマークは個人情報を大切に取り扱う事業所であること、ISMS(ISO27001)は、情報セキュリティに関するルールが整備および実施されていることを明確にします。認証や更新のために、都度社内運用について見直す機会になるのです。

人、つまり社員に対する対策は、テレワーク下のセキュリティ対策における一番重要なポイントとも言えます。なぜなら、仮に安全性を確保できるルールを作成したとしても、遵守する側の社員が規定外の行動を取ると、十分な効果が発揮できないためです。自社のオフィスなどで作業する場合、情報が漏洩するリスクは低いですが、テレワークでは社員がルールを守ることが絶対条件となってきます。

人への対策方法としては、コンプライアンス教育を実施することが大切です。そもそもコンプライアンスという言葉には「法令遵守」の意味があります。企業におけるコンプライアンスには、自社が独自に定めたルールを遵守することはもちろん、社会通念上のルールを守ることも含まれます。

特にテレワークではデジタルツールを使った連絡がメインとなるため、コンプライアンス意識に基づいた上での自覚的な行動を促すことで、情報漏洩リスクなどを低減できます。

技術

技術面における対策も大切です。技術面の対策がしっかり取られていないと、ウイルス感染などのリスクが高まってしまいます。対策例としては、以下の3つが挙げられます。

  • データを暗号化させる
  • インターネット回線は安全性の高いものを使用する
  • ウイルス対策ソフトを導入する

ハードディスク内のデータを暗号化させることは、技術面におけるセキュリティ対策として高い効果があります。また、高い安全性を担保できるインターネット回線を使うことも大切。攻撃されやすいインターネット回線を使ってしまうと、外部からアクセスされる原因にもなるからです。

さらに取り組みを進めるにあたって、ウイルス対策ソフトの導入は不可欠です。具体的には、不正アクセスに対する検知機能などを持つウイルス対策ソフトを導入すれば、リスク回避の効果が大きいでしょう。


3. テレワークのセキュリティリスクと事故事例

テレワークのセキュリティリスクと事故事例

テレワーク環境下で発生しうるセキュリティリスクとして、主に4つのリスクが挙げられます。

  • 端末の盗難・紛失
  • 情報漏洩
  • 不正アクセス
  • ウイルス感染

以下の項目では、4つのリスクの事故事例をそれぞれ解説した上で、対策方法についても紹介します。安心安全にテレワークを導入するためにも、ぜひ参考にしてください。

端末の盗難・紛失

端末の紛失事例として、2014年4月、ある家具家電メーカーが個人情報を含むノートパソコンを紛失した事件がありました。このノートパソコンには、個人情報と取引先の氏名、電話番号、メールアドレスなどが記録されていました。対策方法には主に以下が挙げられます。

  • データ保護
  • アカウント・認証管理

「データ保護」の観点から考えると、外部からセキュアに会社端末へのアクセスができれば、会社端末を持ち出す必要がなくなり、紛失・盗難に伴うリスクを軽減できるのです。

また、セキュリティ機能があるUSBを使えば、認証に規定の回数失敗した場合、端末上のデータを消去したり、一定時間ロックしたりする機能が備わっているため、紛失・盗難に伴うリスクを低減できます。

情報漏洩

2020年、日本国内の大手企業も含め、世界900社のパスワードやIDなどの認証情報が漏洩する事件がありました。これは、VPN装置の脆弱性が原因で、日本企業でも40~80社が被害を受けたとされています。テレワーク環境下において、VPNは比較的安全性が担保されたネットワークとされていたため、多くの企業に衝撃をもたらす事例となりました。

一般的な企業における情報漏洩の対策としては、主に以下3つがポイントとなります。

  • 物理的セキュリティ
  • データ保護
  • アクセス制御・認可

「物理的セキュリティ」としては、パソコン画面のプライバシーフィルターの貼り付けや、自動ロック設定が効果的です。在宅ワークを行う際も、家族から意図せず情報が漏れる可能性もあるため、コンプライアンス教育を実施しておきましょう。

また、「データ保護」として、テレワークで扱う端末の取り扱いについて、明確なルールを決めておくことが大切です。例えば、「データが入っている会社端末を持ち出さない」「テレワークで利用する端末にはデータ保存や印刷ができない」などのルールが挙げられます。

不正アクセス

ホテルやカフェなどの無料Wi-Fiを利用することで、社内ネットワークへ不正アクセスされる事例もあります。無料Wi-Fiは不特定多数の人が利用できるため、乗っ取られたネットワークを経由して、端末から情報を盗まれる可能性があるのです。特にホテルなどの無料Wi-Fiは、利便性に優れている反面、セキュリティ面が弱いケースもあります。また、不正アクセスの手口の一つとして、偽のWi-Fiルータを設置し、情報を盗み取る場合もあります。

そのため、無料Wi-Fiを利用する際は、「相互認証済みを確認した上で使う」といった注意が必要です。また、対策方法としては「通信の保護・暗号化」が有効です。例えば、データの送受信やクラウドサービスへの接続を実施する際、暗号化された通信経路を使うことで、不正アクセスのリスクが低減できるでしょう。

2021年には、大手の婚活マッチングサービスが不正アクセスの被害を受け、170万件を超える会員情報が漏れたという事件も発生しています。被害を防ぐためにも、最新のセキュリティレベルに合わせた対策が不可欠です。

ウイルス感染

2022年3月、大手自動車メーカーであるトヨタでは、ウイルス感染の影響により、国内全ての工場を一時停止する事態が発生しました。その原因は、1次受け入れ先である部品メーカー1社が、身代金要求型のウイルスである「ランサムウェア」に感染したことでした。この「ランサムウェア」の特徴は、システムのロックや、保存データの暗号化を行い、復元の代償として金銭を要求するというものです。2021年の報告件数が146件に及ぶなど、全国でも被害が増えつつあります。

ウイルス感染の対策方法には、以下の3つのポイントが挙げられます。

  • 脆弱性管理
  • データ保護
  • マルウェア対策

「脆弱性管理」としては、テレワークで使用する端末の定期的なアップデート、およびパッチ適用を行うことなどが大切です。また、マルウェア(悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称)の対策として、ウイルス対策ソフトの搭載や、メールサービスのフィルタリング機能を活用することがポイントとなります。


4. テレワークのセキュリティ対策に役立つツール

テレワークのセキュリティ対策に役立つツール

テレワークのセキュリティ対策を検討しているのであれば、リモートコントロールツールが便利です。なぜなら、会社端末でセキュアに接続してリモート操作が可能なためです。また、私物端末(BYOD)からの接続もできます。

以下の項目では、リモートコントロールツール「NetSupport Manager」の特長や、導入事例を紹介します。

「NetSupport Manager」がおすすめ

リモートコントロールツール「NetSupport Manager」の主な特長は以下の3つです。

  • 金融機関や軍でも採用される高いセキュリティ性
  • セキュリティには、PINコード認証、スマートカード認証や256ビット暗号化などを採用
  • テレワークで使えるサーバー機能「ゲートウェイ」を同梱

世界各国で使用されている「NetSupport Manager」は、そのセキュリティ性の高さから、海外では金融機関や軍でも活用されています。PINコードやスマートカードの暗証番号を、接続ユーザーの認証で使ったり、56ビットDES~256ビットAESまでのデータの暗号化が可能であったりと、安全機能が充実しているのです。

また、同梱されている「ゲートウェイ」をサーバーとして使えば、外部の環境でも安心・快適に業務を進められるでしょう。

>>NetSupport Managerを詳しく見る

「NetSupport Manager」導入事例

東京都内に本社を構えるIT企業のA社では、2020年4月の政府による緊急事態宣言をきっかけに、「NetSupport Manager」を導入しました。もともとA社では、顧客対応用に同ツールの利用を10年ほど行っていたこともあり、テレワーク実施手段の検討から最終周知と機材配布まで、わずか4日営業日で完了しています。

導入効果として、セキュリティ性にも言及されています。「NetSupport Manager」では、クリップボードやファイル転送を禁止する機能をユーザー側で設定可能です。そのため、会社のPCからファイルや機密情報がコピーされて、外部へ流出する事故を防止できます。また、セキュリティ機能を社員などが勝手に変更できないよう、パスワードロックの設定も可能なのです。

その他、情報通信業の導入事例では、「通信暗号化強度の設定や、遠隔操作時の機能制限など、情報漏洩の観点からも安心して利用できる」という声も寄せられています。


5. まとめ

まとめ

テレワークにおいて、セキュリティ対策の全体のバランスを取るためには「ルール」「人」「技術」の3つのポイントを押さえておくことが大切です。また、企業の情報資産を流出させないためにも、情報漏洩やウイルス感染などに対応できるセキュリティ対策を施す必要があります。

「NetSupport Manager」は、高い安全性から海外では金融機関や軍でも使用されているリモートコントロールツールです。ユーザー側での細かな設定も可能なので、自社のニーズに合わせたカスタマイズができます。これからテレワークを安全に開始したい、もしくはセキュリティ面の課題を解決したいという方は、ぜひ導入をご検討ください。


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オンライン研修とは|メリットや注意点、おすすめシステムも紹介

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オンライン研修とは|メリットや注意点、おすすめシステムも紹介

公開日:2022/04/04   更新日:2024/02/01


オンライン研修とは|メリットや注意点、おすすめシステムも紹介

オンライン研修とは、インターネット経由で行われる研修の総称で、社員研修や大学授業のようなシーンで活用されています。有意義なオンライン研修を行うためには、特徴や利用方法を把握しておくことが大切。

そこで今回は、オンライン研修の特徴や使われ方、メリットや注意点について解説します。さらに、おすすめのサポートツールも紹介しますので、これからオンライン研修の導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。


1. オンライン研修とは

オンライン研修とは

一般にWeb会議ツールなどを用いて開催するオンライン研修は、大きく2つの種類に分けられます。

  • アーカイブ型
  • ライブ型

オンライン研修と似た手法のものに、リモート研修があります。そもそもオンラインが「インターネットに接続された状態」を指しているのに対し、リモートという言葉には「遠隔、離れた」などの意味が含まれています。両者とも遠隔で何かを操作することは共通しているため、一般的にこの2つの研修は同じ意味として用いられています。

アーカイブ型

まずは、アーカイブ型のオンライン研修の主な3つの特徴を見ていきましょう。

  • 受講者のタイミングで受けられる
  • クオリティの高い教材を作り込める
  • 何度も繰り返し活用できる

アーカイブ型の大きな特徴は、事前に研修内容を録画できることにあります。そのため、受講者は自由なタイミングでインターネット上の研修を受けられるのです。具体例として、文字や図表に加え、イラストや動画を盛り込むことが可能な「eラーニング」は、一般的にアーカイブ型で研修が行われています。リアルタイムではない分、教材としてのクオリティを高められ、受講者がより理解しやすいプログラムを追求できるでしょう。

また、アーカイブ型なら、講師の手配や受講者との日時調整が発生しません。一定レベルのクオリティの研修を、受講者の好きなタイミングで何度でも受講できる上、復習も自由にできます。

ライブ型

続いて、ライブ型のオンライン研修の特徴を3つ確認していきましょう。

  • リアルタイムで受講できる
  • 講師と双方向のコミュニケーションが可能
  • 疑問点や不明点の解消が可能

ライブ型の研修では、Microsoft TeamsやZoomなどのWeb会議ツールを活用して、リアルタイムで受講できることが特徴です。受講者と講師が事前に日時を調整する必要はありますが、チャット機能を使って講師と双方向のコミュニケーションを取れるのは大きなポイントです。

疑問点が発生した場合も、その場で講師に質問できるため、より有意義なプログラムになる可能性が高いでしょう。ただし、再視聴できないタイプのライブ型研修の場合は、復習がしづらくなってしまいます。また、インターネット回線が安定していないとライブ映像が途切れる可能性もあるため、ライブ型で実施する際は、あらかじめ接続状態を確認しておくと良いでしょう。



2. オンライン研修の使われ方

オンライン研修の使われ方

それでは、オンライン研修は実際どのようなシーンで活用されているのでしょうか。以下に活用シーンの例を挙げます。

  • 新入社員研修
  • 管理職ミーティング
  • 大学授業
  • 工場の技能講習

まずオンライン研修の使われ方として挙げられるのは、企業の社員研修や管理職のミーティングなどです。従来の集合型の研修では、指定された日時までに受講者が移動したり、講師を手配したりする必要がありました。しかし、オンライン研修であれば、スケジュール調整を必要最小限に留められる上、交通費などのコスト削減も実現できます。また、大学の授業や工場の技能講習などでも、オンライン研修は使われています。



3. オンライン研修のメリット

オンライン研修のメリット

ここからは、オンライン研修を導入する主な4つのメリットを紹介します。

  • 時間や場所の制限を受けにくい
  • 研修を録画し、繰り返し視聴できる
  • リアルタイムで質問しやすい
  • どの受講者も同じクオリティの研修を受けられる

上記のように、オンライン研修には多くのメリットがあります。以下の項目では、それぞれの特徴を詳しく確認していきましょう。

時間や場所の制限を受けにくい

オンライン研修では、研修を行う時間や場所の制限を受けにくいというメリットがあります。例えば、本社に集まって合同で研修を行うという場合、参加者全員のスケジューリングや開催場所の確保など、多くの作業が発生します。一方、オンライン研修であれば、開催日時を設定してURLを共有すれば良いため、圧倒的にスムーズに研修を開催できるでしょう。

また、受講会場への移動費もかからないため、場合によっては研修にかかるコストの大幅な削減も見込めます。移動に割く時間を別の業務へ充てられ、生産性を下げる心配もないでしょう。

研修を録画し、繰り返し視聴できる

研修の内容を録画しておけば、後で何度も視聴できます。そのため、受講者が見返して復習したい内容が出てきた場合も、簡単に反復学習が可能です。また、スケジュールや業務の都合で研修を受けられなかったという人がいる場合も安心です。アーカイブとして残しておいた研修を視聴できるため、対象者全員を取りこぼすことなく進められるでしょう。

リアルタイムで質問しやすい

ライブ型の研修であれば、途中で疑問点や不明点が発生した場合、リアルタイムで質問できます。講師が補足することで、受講者全体の理解度がより深まることは大きなメリットです。また、1つの質問から有意義なディスカッションへと発展する可能性もあり、講師と受講者の双方向でのコミュニケーションができます。受講者が置き去りの状態になりづらいため、研修としての意義がより深まるでしょう。

どの受講者も同じクオリティの研修を受けられる

オンライン研修では、パソコンやタブレット端末などを使うため、どの受講者も同じクオリティの研修が受けられます。オフラインで行う集合型の研修の場合は、会場で座る席によって講師の声が聞きづらかったり、前方のボードが見づらかったりする可能性もあるためです。一方、オンラインであれば、手元の画面からテキストや動画をしっかり見ることができ、それぞれの受講者で研修のクオリティに差が発生しづらいでしょう。



4. オンライン研修のデメリット・注意点

オンライン研修のデメリット・注意点

さまざまなメリットがある一方、オンライン研修にはデメリット・注意点もあります。主なデメリットは以下の3つです。

  • 実習型の研修には向かない
  • 参加者間の交流が少なくなりやすい
  • 研修を本当に受講しているのか確認しづらい

以下では、上記で示した3つの項目について詳しく確認していきましょう。

実習型の研修には向かない

実習や実技を行うタイプの研修には、オンライン研修はあまり適していません。例えば、ビジネスマナー研修では、名刺交換の練習や、電話対応の練習などを行うことがあります。このようなロールプレイングが組み込まれた実習型の研修では、実際に同じ空間にいるからこそ効果が生まれる内容も少なくありません。そのため、オンライン研修として実習型の研修内容を取り入れる場合は、事前にグループ分けをしておくといった工夫が必要となるでしょう。

参加者間の交流が少なくなりやすい

一般にオンライン研修では、参加者同士の交流が活発になりづらい傾向にあります。というのも、基本的に研修を受けている間は、画面越しに講師が話す内容を単独で聞いているためです。集合研修では、休憩時間を利用して受講者間で意見交換をすることも可能ですが、オンライン上ではその機会がありません。

そのため、Web会議ツールのグループワーク機能を利用したり、研修のどこかにディスカッションの時間を設けたりすると良いでしょう。交流の機会を作ることで、受講者同士での繋がりが生まれ、研修に対する意欲が増す効果も見込めます。

研修を本当に受講しているのか確認しづらい

研修を開催している側からすると、オンライン上では受講者の集中度合いを確認しづらいというデメリットがあります。なぜなら、オンライン研修でカメラ機能を使っている場合も、複数の参加者の顔が画面に一斉に映し出されており、一人ひとりの反応を確認しにくいためです。また、メモを真剣に取っているのかなど、実際に目で見て確認できない点もデメリットと言えます。



5. オンライン研修には「NetSupport School」がおすすめ

オンライン研修には「NetSupport School」がおすすめ

オンライン研修を検討しているのであれば、授業支援ソフト「NetSupport School」の導入をおすすめします。「NetSupport School」の主な特長は以下の4つです。

  • リモートコントロールで指導できる
  • 講師・受講者の画面録画が可能
  • 画面全体もしくはアプリケーション画面を配信可能
  • 受講者のデスクトップ画面が確認できる

それでは、以下の項目でそれぞれの特長を解説していきます。

リモートコントロールで指導できる

「NetSupport School」があれば、講師から受講者に対するリモートコントロールでの指導が可能です。リモートコントロール中は、画面にツールバーが表示されるため、ファイル転送やアプリケーションの起動、声やテキストでのチャットなど、指導に欠かせない機能をスムーズに支援できます。

例えば、1人の受講生がうまく操作できないという場合も、リモートコントロール機能を使えば、講師側で即時に操作できます。研修の時間を削らずに済むため、スケジュールが乱されることも少なくなるでしょう。

講師・受講者の画面録画が可能

講師、もしくは受講者側のデスクトップ画面を録画できることも、「NetSupport School」の特長です。画面を録画しておけば、研修が終了した後も復習が可能で、より深く理解するための一助となります。さらに動画の形式は、NetSupport専用のフォーマットから、汎用のフォーマットへと変換することも可能で、ファイルを移動させれば再生する端末を問わずいつでもどこでも学び直せるでしょう。

画面全体もしくはアプリケーション画面を配信可能

講師の画面全体やアプリケーション画面を、受講者の端末へ配信することも可能です。見やすい表示形式をケースバイケースで選択できるため、より質の高い研修を開催できるでしょう。また、配信先は単一もしくは複数の受講者を指定でき、受講者ごとに対応を分けたいという場合も、便利に使い分けられます。

受講者のデスクトップ画面が確認できる

「NetSupport School」を使えば、複数の受講者のデスクトップ画面を一覧表示させて、講師が閲覧することも可能です。受講者の進捗をリアルタイムで把握できるため、ペース配分がしやすくなるでしょう。また、受講者の学習態度を知る方法としても便利です。

>>NetSupport Schoolを詳しく見る



6. NetSupport Schoolの導入事例

NetSupport Schoolの導入事例

大阪大学 社会経済研究所 様では、行動経済学、実験経済学の実験をスムーズに実施することを目的として「NetSupport School」を導入しました。もともと同大学では、「実験前の準備が煩雑」や「実験状況をモニタリングできない」などの課題を抱えていました。

実際に「NetSupport School」を導入した結果、スタッフが1台ずつUSBメモリで配布していた教材プログラムを、45台あるパソコンへ一斉に配布できるようになったとのことです。また、被験者のパソコンをリアルタイムで監視できるようになったことから、オークション実験の進行管理が可能となっています。

さらに当初の課題が解消できた以外に、実験者の操作でパソコンの一斉起動が可能となったことや、実験で使用するソフトウェアをクイック起動できることなど、他の利点もあった模様です。「NetSupport School」は大阪大学 社会経済研究所 様の他にも、明治学院大学 経済学部 様、国際学院埼玉短期大学 幼児保育学科 様などで導入、使用されています。



7. まとめ

まとめ

オンライン研修は、会社の研修や大学の授業、工場の技能講習など多くのシーンで活用されています。また、「時間や場所の制限を受けにくい」「リアルタイムで質問しやすい」などの利点も豊富です。

授業支援ソフト「NetSupport School」を使えば、これまで以上にスムーズな研修が可能となります。画面の録画や配信ができる他、リモートコントロールでの指導が可能など、機能面も充実しています。これからオンライン研修をスタートさせたいという方は、ぜひ「NetSupport School」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。


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NetSupport Schoolが大学や企業のオンライン研修/演習で活用される理由
-遠隔操作(リモートコントロール)から生まれたソフトならではの特長

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-遠隔操作(リモートコントロール)から生まれたソフトならではの特長

NetSupport Schoolが大学や企業のオンライン研修/演習で活用される理由
-遠隔操作(リモートコントロール)から生まれたソフトならではの特長

公開日:2022/03/25   更新日:2024/04/05


NetSupport Schoolは、小中学校や学習塾で行われる生徒向けの授業よりも、大学や専門学校での演習や企業の研修、講習の用途で広く活用されています。

その理由の一つに、もともと遠隔操作(リモートコントロール)システムから派生した授業支援ソフトであり、遠隔操作やコミュニケーションに関する機能が豊富なことが挙げられます。

「パソコンを使った授業」で利用するツールを選ぶ際に、まず検討候補に挙がるのが無料ですぐに使えるZoom· Microsoft Teams · Google Meet等のWebミーティングツールではないでしょうか。NetSupportがそれらのツールと明らかに異なるのがまさに「リモートコントロール」の機能が豊富な点です。

この記事では、NetSupport Schoolが大学や専門学校、企業にお勧めであるその理由を、その他の授業支援ソフトとの機能比較を交えながらご案内します。


1.オンライン授業支援ソフトに必要な機能とは

オンライン授業支援ソフトに必要な機能とは

オンライン授業支援ソフトを選ぶ際にどうしても気になるのが「機能の豊富さ」ではないでしょうか。

確かに、コストをかけて導入するので「あれもこれも」と欲張ってしまう気持ちは理解できますが、オンライン授業支援ソフト選びで重要なのは、授業の目的に合った機能があるか?の判断です。

対面授業と変わらない学びの環境をオンラインで実施するためには、授業の目的がどのようなものであっても以下の機能は必須であると考えられますし、数多くの授業支援ソフトが標準機能として搭載しているものになります。

  • 出欠の確認
  • ファイルやデータ等の教材配布と回収
  • 先生画面でのマルチモニタリング
  • 生徒端末の動作制御
  • 音声やチャット等でのリアルタイムコミュニケーション
  • テストやアンケート等のフィードバック

重要なのは、これらベースとなる機能に加えてどのような価値を授業支援ソフトに求めていくのかを明確にすることです。授業支援ソフトの利用で叶えたい理想やゴールを整理することによって、必要な機能は自然と判明していくでしょう。

ゴール ① 学習管理 ➁ リアルタイム演習 ➂ 情報伝達
内容 小中学校の授業
(以下、オンライン学習
企業研修
(以下、オンライン研修/演習
セミナーや研修、ライブイベント
(以下、座学
対象 小中学校、学習塾 大学、専門学校、企業、工場 教育機関・法人
必須機能の例 ・タブレット対応
・ホワイトボード
・グループチャット
・マルチプラットフォーム
・遠隔操作
・端末の一元管理
※Web会議システムでは充足できないもの

① 学習管理(オンライン学習)

オンライン学習では、生徒一人ひとりが漏れなく学べている授業の進行と、その成果を管理する「学習管理」を目的に授業支援ソフトを検討するケースがほとんどです。

小中学校では「学習指導要領に則った授業の進行」、学習塾では「目標を達成するために組まれているカリキュラムの進行」を重視されるため、学びとその習得状況を管理することが第一目的とされます。

そこで授業支援ソフトを選ぶ際に重要なのが、学習用端末として普及が進んでいるタブレットに対応していることは大前提として

  • ペンや描画、動画等の素材が張り付けられる自由度の高い「ホワイトボード」
  • 生徒同士が話し合いを行える「グループチャット機能」

これらは必須の機能と考えられます。

➁ リアルタイム演習(オンライン研修/演習)

大学の演習や企業の研修は「参加者による演習がある」という点が特徴的です。

大学でのプログラミング研修、製造業での技能講習などは、講師と参加者(受講生・聞き手)がお互いのパソコン画面をシェアしながら全員で作業を進行していきます。

もし一人の参加者の作業が手こずった場合や、予期せぬシステムトラブルに見舞われた場合には、講師役がアシストする必要があり、そこで必須となるのが「リモートコントロール」の機能です。また大規模な研修/演習の場合には、一斉起動や行動制御といった全体の進行を管理する意味でもリモートコントロール機能は活躍します。

また、大学や企業の研修/演習では参加者のバックグランドの多様さも想定されるため、パソコンでもタブレットでも、WindowsでもMacOSでも、どんな環境でも実施ができるマルチプラットフォームも必須の機能であると考えられます。

➂ 情報伝達(座学)

大学の授業や企業の研修、セミナーなどいわゆる「座学」と呼ばれるものがあります。講義形式で進行する授業や「社会人の基本講座」「コンプライアンス講座」といった新入社員研修で用いられるトピックなどが当てはまります。

座学をオンラインで実施するメリットとしては、出席が取れる、チャット等で質問ができるなどリアルタイムの「ライブ感」がありますが、そのために高度な授業支援システムを導入する必要性は必ずしもありません。

これら座学のゴールは「情報伝達」です。ですので、ZoomやTeamsといったWeb会議で使われているようなライトなツールで代用ができるケースがほとんどです。座学において授業支援ソフトを選択する場合のポイントは、Web会議ツールにはないどのような機能を期待するのか、を明確にすることでしょう。


2. 大学や企業などでNetSupport Schoolが活用される理由

NetSupport Schoolは、小中学校や学習塾よりも、大学や専門学校での演習や企業の研修、講習の用途で広く活用されています。その理由の大きな点が「リモートコントロール」に優れている点です。

前述した通り、オンライン研修/演習における授業支援ソフト選びでは、リモートコントロールによってどれだけ参加者(受講生・聞き手)をサポートできるか、あるいは制御できるかが重要になってきます。

“リモートコントロール”を軸に、NetSupport Schoolの代表的な特長をご紹介します。

① リモートコントロール(遠隔操作)

NetSupport Schoolは、世界120ヶ国・2,100万台を超える豊富な導入実績があるプロフェッショナル向けリモートコントロールソフトウェアから派生している製品であり、リモートコントロール製品の利点をオンライン授業支援に活かすために様々な改良が加えられたものです。

例えば、全国に多数展開しているチェーン店のシステム管理や、敷地が広い大規模な工場のファクトリーオートメーションなどにリモートコントロール(遠隔操作)システムが活用されますが、まさにその技術を応用したものです。複数の端末を1台で遠隔管理することに長けており、管理者(講師や先生)の負担を軽減することを目的としています。

リモートコントロール(遠隔操作)

複数人が参加する研修/演習では、たった1名の作業の遅れが全体の進行に影響します。また、パソコンにトラブルが発生した場合では、参加者一人の知識や技術では解決できないケースが多いでしょう。そんな時に講師がリモートコントロールを使ってサポートすることで、研修/演習を前に進行させることができます。

さて、リモート(遠隔)とありますが、これは地理的な距離が離れている限りではありません。例えば対面でのプログラミング研修などでも、以下のように講師(先生)が受講生(参加者・聞き手)のパソコンの動きを管理したいシーンで、NetSupport Schoolのリモートコントロール(遠隔操作)機能を大いにご活用いただいています。

  • 教材を一斉配布する必要がある
  • 研修で使うアプリケーションを一斉に起動したい
  • 演習の終了後に一斉にログオフしたい

➁ 監視・制御

前述のリモートコントロールでも触れましたが、複数の端末を1台で管理できることにNetSupport Schoolの大きな特長がありますが、その管理には「監視・制御」が含まれています。以下は、監視・制御に関する代表的な機能です。

  • キーボード、マウス、画面のロック
  • ウェブサイトのアクセス制限
  • アプリケーションの起動制御・リモート起動
  • 電源ON、電源OFF、再起動
  • プリンタ、USB、CD/DVD制御機能

もちろん、NetSupport Schoolには研修/演習の学びの効果を最大限にするための、出席確認、テスト・アンケート、ホワイトボード、録画、テキストチャットといった、オンライン研修/演習を実施するための基本的な機能も備わっています。(機能についてはこちらのページをご参考ください:NetSupport Schoolとは

➂ 買い切り型で導入コストが低い

NetSupport Schoolを導入されたお客様の感想として最も多いのが、導入コストが低いという点です。ライセンスは買い切り型で、利用する台数に応じてご購入いただきますが、月額や年額でのお支払いはありません。

ダウンロード型でサーバーを用意する必要がないという点も、導入しやすさとして評価をいただいています。

NetSupport Schoolはもともと、全世界で30年以上に亘り活用されているリモートコントロールソフトウェアに、学習を支援する機能を付加して完成、成長し続けている製品です。リアルな教室でのパソコンを使った授業を支援するソフトウェアは多数ありますが、それぞれ機能や特長に個性があります。

NetSupport Schoolと国内他社製品の機能を比較し一覧でご案内しています。製品検討の際にぜひご参考ください。
NetSupport School「他社製品との機能比較」



3. オンライン(遠隔)授業以外のリアルタイム研修/演習でも活用

NetSupport Schoolの活用事例をご紹介します。注目すべきは、オンライン(遠隔)授業以外でも幅広く活用いただいている点です。大学の施設内にある研究室や複数の部屋をまたいだ実験など、リモートコントロール機能の特長を活かすことで、これまでの持っていた課題を解決いただきました。

① 明治学院大学 経済学部 様

人の意思決定や行動原理、経済の仕組みを研究するラボで、実験を効率的かつ迅速に行えるようにNetSupport School を採用。情報や共通知識の一斉操作や実験参加者の行動の把握に活用。

(導入の決め手)

  • ラボ内にあるパソコンの電源オンオフやログイン、教材プログラムの配布や回収、関係ない作業をさせないための制御といった一斉処理を効率的に行うことができる
  • 実験を中断することがないような遠隔操作の設定が可能で、離れた場所のパソコンもグループ化できるといった豊富な機能
  • クライアントのハードやソフトのインベントリ情報が収集可能な、資産管理上でのメリット

>詳細はこちら:NetSupport School ユーザー様の声「明治学院大学 経済学部 様

② 大阪大学 社会経済研究所 様

第一実験室28台、第二実験室17台のパソコンを使って様々な経済実験を実施する上で、実験前の準備や実験中のモニタリングの課題解消のために導入。

(導入の決め手)

  • リアルタイムのモニタリングで二つの実験室をまたいだ進行管理ができ、意思決定のスピードコントロールが可能
  • 教材プログラムの一斉配布で実験の準備時間を短縮
  • サーバー不要という設備面に加え費用面でも導入が簡単だったこと

>詳細はこちら:NetSupport School ユーザー様の声「大阪大学 社会経済研究所 様

③ 国際学院埼玉短期大学 幼児保育学科

情報処理のオンライン授業で、先生が学生に向けて資料を配布、解説画面の共有、課題やテスト等のファイルの送付・回収などを行っています。

(導入の決め手)

  • リモートコントロール機能がメインとして置かれている点
  • シンプルな設計で、コスト面も優れている
  • ライセンス買い切り型の製品で、その後ランニングコストが一切かからない

>詳細はこちら:NetSupport School ユーザー様の声「国際学院埼玉短期大学 幼児保育学科 様



4. リモートコントロール(遠隔操作)を研修/演習に求めるならNetSupport School

コロナ禍により急速に拡がったオンライン授業ですが、古くは「e-ラーニング」から始まり、パソコンの普及と学習のマルチメディア化は1990年代から始まっていました。2019年には文部科学省が「GIGAスクール構想」を打ち出し、学校のICT環境整備の促進を喧伝しています。2024年には全国一斉学力テストのCBT化が始まるなど、勢いは加速度を付けています。
>参考:学習環境のCBT化については以下の記事で詳しく解説しています。

CBT化に向けた学習環境の構築方法とは?ICT教育の現状と課題も併せて紹介!

一方、企業に目を向けると、パーソル総合研究所が発表した「コロナ禍における研修のオンライン化による調査」※によると、2020年の1年間でオンライン集合研修を増やした企業は75.0%、従業員規模2,000名以上に限定するとなんと83.5%の企業がオンラインによる企業研修を増加させています。
出典:https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/data/online-training.html

NetSupport Schoolが大学や企業のオンライン研修/演習で活用される理由-遠隔操作(リモートコントロール)から生まれたソフトならではの特長

当初はやむを得ない理由によって始まった企業研修のオンライン化ですが、全国拠点を持つ企業などは研修/演習にかける交通費や各スタッフの移動の負担などが削減でき、むしろオンラインを積極的に活用し、コストカットや生産性向上につながった、という大きな成果が出ています。また、数多く台頭してきた授業支援ソフトを活用することで、既存の授業の効果を上げている大学や専門教育機関は増加の一途を辿っています。

NetSupport Schoolは30年以上にわたり提供してきたリモートコントロール(遠隔操作)製品の長所を受け継いでいるサービスです。リモートコントロール(遠隔操作)に付随する機能である「監視・制御」といった使い方でも大いにご活用いただけます。

オンライン研修/演習の授業支援ソフトをお探しの場合には、ぜひNetSupport Schoolもご検討ください。



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